このようなことはありませんか?
- カリスマ性の高かった先代社長からの事業承継において企業統治のやり方を変えたい
- 先代社長から急遽事業承継をすることとなり、急いで新体制を構築したい
- 事業承継にあたって経営体制を旧幹部と新幹部のバランスを見て構築したい
- 第三者承継で社長になるため、社外の客観的な視点も踏まえて進めたい
事業承継支援コンサルティングを通して実現できること
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新社長にマッチした企業統治のスタイルの確立
新社長のパーソナリティと組織のコンディションを最大限考慮し、従来の企業統治スタイルから新しいスタイルへ速やかな移行を実現
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新経営幹部への戦略の浸透および組織への浸透
新社長が経営の舵取りをしやすくするために、新経営幹部への戦略の浸透に注力するとともに、組織への浸透を促す体制を確立
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社内のコミュニケーションの最適化
日報・週報などの報告書や各種会議体などを精査することで、新社長が経営判断するために必要となる情報が集まる仕組みを構築
事業承継支援コンサルティングの3つの特徴
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新経営者として打ち出す実現可能性の高い「ビジョン」の策定
「旧幹部に意見を聞きながら波風が立たないようにする」という考え方で事業承継を進めてうまくいくことはありません。社長交代におけるマイナスの影響は必ずありますが、重要なのは「プラスの影響を最大化し、マイナスの影響を上回る」ストーリーを描くことです。新社長がフラットな視点で会社をいつまでにどのようにしたいかを明確化するための支援を行います。
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事業承継後の新社長を支え、ビジョンを実現する組織体制案の策定
事業承継において、新体制確立は最重要課題であり、その中でも新幹部社員の選定は最優先事項のひとつです。新幹部社員には、新社長が掲げるビジョンに共感し、ビジョンの実現を共に目指すことのできる人間であれば、若手の抜擢や旧幹部社員の継続も含めて検討し、新幹部社員が能力に応じてバランスよく配置された組織の構築を支援します。
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企業統治のための会議体・コミュニケーション方法の最適化までサポート
新幹部社員と新組織図を決めることと同様に重要なのが、企業統治のための会議体・コミュニケーションの最適化です。事業承継後の企業統治においてライフラインとなる「タイムリーに把握したい情報や週次・月次で把握したい情報」を明確化し、経営判断をする上で必要な情報が、必要なタイミングで新社長の元に自動的に集まってくる仕組みの構築を支援します。
事業承継支援コンサルティングの流れ
新社長が企業統治をしやすい体制の構築
事業承継で最も難しい新社長による新たな組織づくりにおいて、中小企業だからこそつきまとう問題にも最大限考慮しつつ、新社長の経営スタイルにマッチすることを目指し、新経営幹部の選定から組織体制構築まで支援します。
STEP 01 現状分析と目指す状態の明確化
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現状の組織体制の確認
旧幹部社員が担っている役割、旧幹部社員同士の力関係、旧幹部社員の組織への影響力なども含め先代社長体制の状況について把握します。
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組織課題の整理
現状の組織課題の精査にあたっては、新社長を支援する銀行や腹心の部下などからの意見も参考にしつつ、客観的な視点で課題の特定と要因を明確化します。
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新体制における「ビジョン」の策定
組織課題を踏まえ、新たな組織を創っていくための基盤となる「ブレずに目指したい」と思えるビジョンを策定します。
STEP 02 事業承継に伴う組織活性化戦略策定
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新体制へ移行時の懸念点の精査
組織構築における組織的な阻害要因を洗い出し、それらについて新体制移行におけるリスクレベルに合わせて仕訳を行うことで、リスクヘッジすべき阻害要因の明確化と優先順位付けを行います。
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新幹部選定基準の策定
阻害要因のリスクレベルを踏まえ、新社長が掲げるビジョンに共感するフォロワー人材選定のための選定基準を策定します。
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新体制の組織図の策定
個別面談や意見をレポートにして提出させるなどして新体制の幹部を選定します。新組織ではバランスを考慮して新幹部を配置します。
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会議体・コミュニケーション方法の再構築
組織運営に不可欠な会議体とコミュニケーション方法を見直し、経営判断をする上で必要な情報が、必要なタイミングで新社長の元に自動的に集まる仕組みを構築します。
STEP 03 アクションプラン検討・実施
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アクションプランの作成
事業承継に伴う組織活性化を推進させるため、具体的なアクションレベルまで落とし込んだアクションプランを作成します。
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アクションプランの推進体制構築
各アクションの実行責任者や期限を決めるだけでなく、モニタリングの仕組みや推進体制の構築も併せて行うことで、戦略の実行性を高めます。
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アクションプランの実行支援
事業承継に伴う組織活性化戦略策定後、アクションプランの実行状況をモニタリングし、必要に応じて改善をサポートします。
事業承継コンサルティングとは
事業承継コンサルティングは、企業が次世代の経営者へとスムーズに事業を移行するための計画立案、実行支援、アドバイスを提供するサービスです。
特に、中小企業や家族経営の企業では、事業承継が企業存続の重要なポイントとなるため、専門のコンサルティングが不可欠です。
事業承継プランの策定、後継者の選定と育成、財務・税務戦略の最適化、組織構造の再編、関係者とのコミュニケーション戦略など、多角的なサポートを行います。
事業承継コンサルタントは、企業の現状分析から始め、事業承継におけるリスクの特定、解決策の提示、実行計画の策定までをサポートします。
また、法務・税務・財務面での専門知識を活用し、企業にとって最適な承継計画を立案します。
さらに、後継者の選定プロセスにおいては、候補者の能力評価、適性検査、育成プログラムの提案など、後継者がスムーズに経営者としての役割を果たせるように支援します。
事業承継は単に経営権の移行だけでなく、企業文化、従業員のモチベーション、ブランド価値の維持・向上など、企業全体に影響を及ぼします。
そのため、事業承継コンサルティングは、技術的な側面だけでなく、人的要素にも重点を置いて、全体的な視点からアプローチします。
企業の将来像を描きながら、現経営者と次世代経営者が共に成長できる道を創出することが、事業承継コンサルティングの最終目標です。
事業承継コンサルティングの役割
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1.計画立案と戦略策定
事業承継コンサルティングの最も基本的な役割は、企業特有の課題を理解し、実現可能な承継計画と戦略を策定することです。長期的な視点から企業の価値を最大化する計画を立て、実行可能なアクションプランを提供します。
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2.リスク管理と問題解決
事業承継プロセスには様々なリスクが伴います。法的・税務的な問題、経営方針の相違、人間関係の複雑化など、これらのリスクを事前に特定し、解決策を提案することがコンサルタントの役割です。
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3.後継者の選定と育成支援
適切な後継者の選定は、事業承継の成功において最も重要な要素の一つです。コンサルタントは、後継者候補の評価、選定プロセスの設計、必要なスキルや知識の習得に向けた育成プログラムの提案を行います。
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4.ステークホルダーとの調整
事業承継は、従業員、取引先、家族など多くのステークホルダーの利害関係が絡む複雑なプロセスです。コンサルタントは、これらの関係者とのコミュニケーションを円滑にし、関係者の理解と協力を得るための戦略を提供します。
事業承継コンサルティングのトレンド
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1.デジタル化とテクノロジーの活用
デジタル技術の進化は、事業承継プロセスにおいても重要な役割を果たしています。 ブロックチェーンやクラウドサービスを活用した資産管理、AIによる後継者候補の選定や育成プログラムの最適化などが進んでいます。 これにより、事業承継プロセスの透明性が高まり、効率的な決定が可能になっています。
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2.グローバル化への対応
グローバル市場での競争が激化する中、事業承継では国際的な視点を取り入れることが求められます。 多国籍企業との提携や海外展開を視野に入れた承継計画、異文化理解とグローバル人材の育成が重要視されています。
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3.後継者のダイバーシティ
従来の家族内承継だけでなく、社外からの後継者選定や女性経営者、異業種からの転職者を後継者とするケースが増えています。 多様なバックグラウンドを持つ後継者による新たな視点の導入やイノベーションの促進が期待されています。
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4.サステナビリティへの注目
環境、社会、ガバナンス(ESG)に配慮した事業運営が求められる中、事業承継計画においてもサステナビリティが重要な要素となっています。 持続可能な事業モデルへの移行、社会的責任の高い経営を行う後継者の育成が注目されています。
事業承継支援コンサルティング料金
- 料金
- 総額360万円~
(月額30万円×12か月)
※承継後の伴走支援も可能です。
- 定例会実施回数
- 隔週1回
- 定例会参加者
- 経営者のみ
- こんな経営者におすすめ
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- 自分の壁打ち相手が欲しい
- 新社長体制への移行業務を外注することで早期に結果を出したい
- 料金
- 総額360万円~
(月額60万円×6か月)
※承継後の伴走支援も可能です。
- 定例会実施回数
- 週1回
- 定例会参加者
- 経営者及び経営幹部 ※2~3名程度
- こんな経営者におすすめ
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- 経営幹部を巻き込みたい
- 経営幹部の戦略性・組織のグリップを高めたい
- 料金
- 総額360万円~
(月額120万円×3か月)
※承継後の伴走支援も可能です。
- 定例会実施回数
- 週2回
- 定例会参加者
- 経営者及び経営幹部
経営企画担当者
人事担当者
※4~10名程度
- こんな経営者におすすめ
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- 担当者クラスまで巻き込みたい
- 社内会議に参加して欲しい
他社サービスとの違い
グローカル | 大手コンサルティング会社 | M&A会社 | 公認会計士・税理士 | 行政系支援機関 | |
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現経営者の事業承継方針策定 | ◎ | ◎ | 〇 | ◎ | △ |
M&Aを利用した事業承継 | △ | 〇 | ◎ | 〇 | △ |
事業承継後のPMI支援 | ◎ | ◎ | - | △ | △ |
施策の実施やPDCAへの伴走 | ◎ | △ | - | 〇 | △ |
費用感 | ◎ | △ | △ | 〇 | ◎ |
その他の関連サービス
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経営戦略経営戦略策定支援
経営戦略業務改善支援
お問い合わせからの流れ
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お問い合わせ
まずは、お問い合わせフォーム(リンク)よりご相談ください。ご相談内容を確認し、担当者より3営業日以内にご連絡いたします。
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ヒアリング・課題整理
貴社の状況や課題感をヒアリングさせていただいた上で、当社のコンサルティング内容や他社事例をご説明いたします。
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ご提案
貴社の現状、目指す状態、課題などの要件を整理した上で、貴社に合ったコンサルティングプランやお見積もりをご提案いたします。
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ご契約・コンサルティング開始
ご提案内容にご納得いただけましたらご発注ください。ご契約後は、キックオフを実施し、コンサルティング開始となります。
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調査・戦略策定
コンサルタントが事業・顧客・競合を理解するための一連の調査を実施します。受注・失注分析、プロモーション活動の分析など、戦略・施策の立案につながる情報を調査・整理します。
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施策実行支援・改善提案
施策実行後の調査・分析と並行し、質の高い施策を継続的に打てるように伴走します。ツールの導入や活用、メンバーの育成や内製化に向けた取り組みなど、あらゆる相談に対応します。
よくある質問
- どのような企業がコンサルティングを利用していますか?
- グローカルは、地方の中小企業の経営支援に特化したコンサルティング会社です。自社の事業をさらに伸長させたい“攻める”経営者の参謀として、戦略構築から施策の実施まで、一気通貫で支援しています。
- クライアントはどれくらいの規模の企業が多いですか?
- 従業員10名以下の少数先鋭企業から、100名以上の中堅企業まで、様々な規模感の企業の支援実績がございます。
- 課題はありますが、どこから手をつけてよいのかわかりません。そのような状態でも相談可能ですか?
- もちろん大丈夫です。現状をお伺いし、解決すべき経営課題の優先順位をつけてご提案いたします。20社限定のオンライン無料相談がございますので、経営課題の整理の機会としてぜひご活用ください。
- どのようなコンサルタントが在籍していますか?
- 大企業をはじめ、中小企業やベンチャー企業まで、様々な規模感の企業の現場責任者や経営幹部経験のある人材が揃っています。事業経験のあるコンサルタントだからこそ、それぞれの企業の実情に沿ったコンサルティングが可能です。
- コンサルティング開始後はどのくらいの頻度でコミュニケーションが取れますか?
- 月1回以上のお打ち合わせの他、日常的にもメールやお電話、オンラインチャットツールなどでご相談や仕事の依頼が可能です。