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【2025年最新版】Webマーケティングコンサル会社を徹底比較!選び方やメリットを総まとめ

近年、広告費の高騰やユーザー行動の多様化により、「WEB施策をやっているのに成果が出ない」「社内だけでは限界を感じている」といった悩みを抱える企業が急増しています。こうした背景から、Webマーケティングコンサル会社への注目が高まっています。

 

しかし一口にWebマーケティングコンサルといっても、その支援内容や得意分野、費用感、対応スタイルは会社ごとに大きく異なり、「どこを選べばよいのか分からない」と迷ってしまう方も少なくありません。

 

本記事では、2025年最新版としておすすめのWebマーケティングコンサル会社を徹底比較するとともに、失敗しない選び方のポイントや導入メリットを分かりやすく総まとめで解説します。これから外注を検討している方も、今の支援会社に不安を感じている方も、ぜひ参考にしてください。

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Webマーケティングコンサルティングとは

Webマーケティングコンサルティングは、企業がインターネットを活用して効率的に顧客獲得や売上拡大を実現するための戦略支援を行う専門サービスです。SEO対策やオンライン広告のみならず、Webサイト改善やSNS活用、データ分析など多様な領域をカバーします。

企業内でノウハウ不足を感じる場合、Webコンサルの力を借りることで時間とリソースを節約し、成果につなげることが可能となります。

従来のオフライン中心のマーケティングとは異なり、Webに特化する点はリアルタイムでデータを取得できるメリットがあります。アクセス解析やSNSのコメントなどから直接的なフィードバックを得られるため、施策の効果測定がスピーディで、改善サイクルも短くなります。調整や素早いPDCAを求められる現代の市場では、Web主導のマーケティング手法は欠かせません。

コンサルタントとマーケターの役割に関しては、前者が経営視点を重視し企業全体の課題を診断・提案する立場であるのに対し、後者は具体的な施策立案・運用・効果測定を担います。両者が連携することで、自社のWeb施策がより一貫性を持ち、全体最適を図りながら成果を出せるようになるのです。

Webマーケ・Webコンサルの定義

WebマーケやWebコンサルとは、インターネット上での集客や売上拡大をサポートするプロフェッショナルサービスです。企業の現状分析から戦略策定、施策の実行・検証まで総合的に対応してくれます。サイト制作や広告運用はもちろん、アクセス解析やSNSを活用したコミュニケーション戦略なども範囲に含まれるため、自社に不足している専門知識を補う効果が期待できます。

従来のマーケティングとの違い

従来のマーケティング施策はテレビや新聞などマスメディアを中心に展開されることが多く、効果測定には時間がかかりました。一方、Webマーケティングではオンライン上のデータを即時に計測し、細かいターゲット設定や検証が行いやすい特徴があります。これにより、より低コストで的確なマーケティング施策を打ち出すことが可能になります。

WebコンサルタントとWebマーケターの違い

Webコンサルタントは全社の課題感や経営戦略を踏まえて方向性を示し、必要な施策を整理する役割を担います。

一方、Webマーケターは広告運用やSEO施策、SNS管理など、実際の施策実行と効果測定を行います。

 

両者の連携が取れていれば、長期的な企業成長につながる包括的なマーケティング戦略を築き上げることができるでしょう。

Webコンサルティングの主なサービス内容

1.SEO対策

SEO対策では、狙うキーワードの選定からサイト構造の見直し、コンテンツ最適化まで総合的に行います。検索エンジンのアルゴリズム変化に対応し続ける必要があるため、最新情報を常にキャッチアップしているコンサル企業の知見が大いに役立ちます。結果的に自社サイトの検索順位向上や、より多くの見込み顧客の獲得につなげられるでしょう。

2.オンライン広告の運用

リスティング広告やSNS広告など、多彩なオンライン広告の最適運用を支援します。費用対効果を高めるためには、ターゲットセグメントの選定や広告文のテストなど細やかな調整が欠かせません。コンサル企業は定期的なレポートで効果を可視化しながら運用するため、広告予算の無駄を最小限に抑え、確実に成果を狙える点が魅力となります。

3.Webサイト制作・UI/UX改善

直帰率が高い、問い合わせが増えないといったサイトの問題を専門家が分析し、見やすく使いやすいデザインや導線を提案します。UI/UX改善は、一度作って終わりではなく継続的に調整が必要です。ビジュアルデザインと機能性の両立を図ることで、ユーザー満足度とコンバージョン率の向上が期待できます。

4.オウンドメディア運営

自社独自のメディアを運営し、見込み顧客の集客やブランド認知を高めることを目的とする施策です。コンサル企業はコンテンツ企画からライティング、公開後の分析まで一気にサポートし、継続的な運用を軌道に乗せます。価値ある情報を発信し続けることで、ユーザーとの関係構築を長期的に強化することが可能です。

5.SNSマーケティング

FacebookやX(旧Twitter)、Instagram、TikTokなど、SNS媒体にはそれぞれ異なるユーザー層や特性があります。コンサル企業はそれらを踏まえ、どのSNSでどんなコンテンツを出すべきかを提案してくれます。いいね数やリプライ、リポストなどのデータを分析することで、ファン育成とブランド力向上を同時に目指せる手法です。

6.データ分析

アクセス解析や広告レポートの数字を読み解き、どの施策が効率的かを判断します。膨大なデータを整理し、優先度の高いポイントを見極めることで、無駄なリソース配分を避けることが可能となります。専門家による客観的な数値評価は、戦略全体のリスクを下げ、安定的な成果創出に貢献します。

 

Webマーケティングコンサルのメリット

1.時間とコストの削減

内部でゼロから教育や施策検証を行うと、膨大な時間とコストがかかります。しかし、豊富な経験を持つコンサルタントに任せることで、最適化された手法とノウハウがすぐに使えます。特に人員を増やす余裕がない企業には、外部のサポートが効率的な選択肢となるケースが多いのです。

2.多様なノウハウ・専門知識の活用

コンサル会社は様々な業界やプロジェクトで培った知見を持ち合わせており、課題解決の引き出しが豊富です。例えば、BtoB向けに特化した施策が得意な企業や、SNS運用に強い企業など、特徴が異なるので自社のニーズに合ったパートナーを見極めるのがポイントです。

3.客観的な視点で課題を分析

業界内でのポジショニングや顧客ニーズを外部の視点から見直すことで、本質的な問題点が浮き彫りになります。内部メンバーだけでは気づきにくい潜在的なターゲット層や商機を見出すことも可能です。意思決定に公正さをもたらし、納得感のあるマーケティング方針を打ち立てられます。

4.売上や利益向上へのコミット

Webコンサルの多くは、具体的なKPIやKGIを設定しながら施策を進めます。そのため、成果が可視化されやすく、改善の余地も見つけやすいメリットがあります。売上アップや利益率の向上にコミットする姿勢がある会社なら、より実効性のある提案を期待できるでしょう。

5.最新トレンドの取入れ

Web業界は技術進歩が速く、常に新しいSNSの登場やアルゴリズムの変化が話題となります。コンサル会社はこうした動向をいち早く把握し、タイムリーな施策を提案してくれます。社内では追いきれない情報を効率よく得る意味でも、大きな付加価値があります。

 

Webコンサル会社を選ぶ際の重要ポイント

1.自社の課題やゴールの明確化

Webコンサル会社に依頼する前に、自社がどんな課題を抱え、どのような目標を設定しているかを洗い出す必要があります。目標が曖昧だと施策がブレやすく、最終的な成果も不透明になりがちです。現状分析とゴール設定をしっかり行えば、企業とコンサル双方が同じ方向を向いて動けます。

2.予算と費用対効果の検討

Webコンサルを導入するには一定のコストがかかりますが、それを上回るリターンがあれば投資価値は高まります。予算に対して期待する成果をイメージしておくことで、費用対効果を正しく評価できます。月額固定か成果報酬型かなどの契約形態も含め、総合的なコストパフォーマンスをチェックしましょう。

3.業界や実績に注目

同じWebコンサル会社でも、BtoBに強いところやEC特化のところなど得意分野が異なります。自社と近い業界の成功事例が豊富なら、施策の再現性が高いと期待できるでしょう。過去のクライアント事例や導入実績をしっかり確認してから依頼を検討するのが賢明です。

4.現場担当者との相性とコミュニケーション

Webコンサルは社外パートナーであっても、案件がスタートすれば現場担当者との密なやり取りが不可欠です。レスポンスの速さやプロジェクト管理のスタイル、オンラインミーティングの頻度などを事前に確認し、自社チームとの相性を見極めましょう。

5.成果を測るKPI設定の有無

Webコンサル会社の多くはKPIを明確に設定し、月次や週次での数字レポーティングを実施します。しかし企業によってはKPI設定が甘く、施策の進捗が計測しづらい場合もあります。導入前に、どの指標を重視し、どんなレポートを提供してもらえるのかを確認しましょう。

 

Webコンサルティング会社を比較する際のポイント

1.実行支援の有無を確認する

コンサル会社によっては、戦略提案だけでなく運用代行まで手掛けるところもあります。社内リソースが不足している場合は、実行支援までサポートしてくれる会社のほうが安心です。

一方、自社内で実務担当者を抱えている場合は戦略立案のみで十分というケースもあるので、要望に合わせて選びましょう。

2.オンラインとオフライン施策の両立は可能か

デジタル施策に注力する一方で、リアルイベントや紙媒体を組み合わせたクロスメディア展開も重要です。特に認知拡大やブランディングでは、オンラインとオフラインの相乗効果が期待できます。コンサル会社がオフライン領域にも対応できるかを確認しておくと、より包括的なマーケティングが行えるでしょう。

3.契約・成果報酬形態の違いに注目する

固定報酬型は費用総額が把握しやすい反面、成果が出ないと投資負担が大きくなることがあります。

一方、成果報酬型はリスクを分散できるものの、コンサル会社ほど成果を出せない可能性も考慮が必要です。プロジェクトの性質や社内体制に適した契約形態を選ぶことが重要です。

4.カスタマイズ対応や柔軟性の有無

企業にはそれぞれ固有の課題が存在するため、テンプレートでは解決しきれない場合もあります。カスタムレポートや独自の施策提案が可能なコンサルを選ぶことで、自社の強みを最大限に引き出せます。臨機応変に施策を変えられる柔軟なコンサル企業は、長期的にも価値が高いでしょう。

おすすめWebコンサル会社一覧

1. 株式会社グローカル

https://www.glcl.co.jp

中小企業や地方企業をメインに据え、WEBマーケティングを通じて集客や販路拡大、売上向上を支援するコンサルティング会社です。

■特徴・強み

単なる広告運用やサイト制作にとどまらず、自社分析・顧客分析・競合分析などによって現状を可視化した上で、ターゲット戦略・事業コンセプトの明確化・カスタマージャーニー設計など幅広く戦略立案を行います。

そのうえで、SEO対策・WEB広告運用・SNS活用・サイト制作・ナーチャリング設計など、複数の施策領域を“ワンストップ”でカバーする点が大きな強みです。複数の媒体やチャネルを横断的に組み合わせることで、集客からコンバージョン、問い合わせ獲得まで一貫した設計が可能です。

また、知名度や資本力に依存しない、中小企業や地方企業向けのきめ細かい支援を得意としています。大企業向けのような潤沢なリソースがない企業でも、限られた人員・予算の中で最大限の成果を出せるよう、無理のない施策設計と伴走支援を行っています。

導入実績

全国の中小企業を対象に、延べ 1,000プロジェクト以上 の支援実績があります。業種・業界を問わず、50以上の業界での支援実績があり、地方の老舗企業や地方都市の中核企業など、規模・地域差を問わず幅広く対応しています。

料金プラン

グローカルはサービス内容や支援範囲に応じて柔軟に料金を見積もる形式ですが、公開されている参考プランもあります。以下は、その一例です。

  • ・ライトプラン:月額30万円~ 
  • ・スタンダードプラン:月額60万円~
  • ・プレミアムプラン:月額120万円~

2. StockSun株式会社

https://stock-sun.com/

ベンチャーから大手企業まで幅広い支援実績を持つコンサルティング会社で、SEOやSNS、広告運用など幅広い手法をカバーします。クライアントの多様な課題に合わせて戦略をカスタマイズするため、成果が出やすい体制が整っている点が強みといえます。

■特徴・強み

SEOやSNSなど多角的施策を得意とし、一貫した戦略立案から実行までをワンストップで提供します。複数の媒体を組み合わせることで、より効果的な集客とコンバージョン獲得を狙える点が魅力です。

■導入実績

スタートアップ企業からEC事業を持つ中堅企業まで、多様な業種で成果を上げた事例が公表されています。問い合わせ数を大幅にアップさせた例や、SNSフォロワー数を飛躍的に増やした実績も豊富です。

■料金プラン

月額コンサル料と成果報酬を組み合わせた形が中心で、詳細は問い合わせベースの見積もりとなります。施策範囲や成果目標によって柔軟に対応してくれるため、まずは相談するのがおすすめです。

 

3. ポップコーン株式会社

https://ppcn.co.jp

広告運用やコンテンツ制作に強みを持ち、SNSマーケティング支援でも高い評価を得ている企業です。主にリスティング広告や動画広告の最適化に注力し、ターゲット分析を徹底して費用対効果を高める施策を得意としています。

特徴・強み

オンライン広告のノウハウが豊富で、戦略立案から運用・分析まで一貫してサポート可能です。SNS広告や動画広告など、最新の媒体にも積極的に対応し、幅広いアプローチを行います。

導入実績

リスティング広告やSNS広告を活用して、コンバージョン数を飛躍的に伸ばした事例が多く、数ある広告代理店の中でも効率的な運用が得意です。ECやサービス業など多彩な業種で成果を上げており、幅広い需要に応えます。

料金プラン

運用代行費やコンサル費用はアカウント規模に応じて段階的に設定されています。場合によっては初期費用が無料になるプランもあるため、まずは要望に合わせた見積もりの依頼が良いでしょう。

 

4. PPP株式会社

https://ppp2018.jp/

Webサイト制作から広告運用、SNSまで幅広い施策をワンストップでサポートする総合コンサル企業です。制作部門と運用部門の連携がスムーズで、ビジュアルとマーケ戦略の両面を高い水準で実現できる特徴があります。

特徴・強み

サイトリニューアルやUI改善を得意とし、広告運用チームと連携してユーザー動線の最適化までカバーします。集客面とクリエイティブ面を一体で考えるため、統合的な効果を期待できます。

導入実績

中小企業から上場企業まで幅広いクライアントを持ち、特にマーケ部門が未整備な企業を支援して社内体制の強化に成功したケースが多く見られます。

料金プラン

コンサル費用と制作費が分離した明朗会計で、プロジェクト規模に応じてカスタマイズできます。初期構築と継続運用をセットにした形など、ニーズに合わせたプランが用意されています。

 

5. 株式会社オプト

https://www.opt.ne.jp/

国内大手の総合デジタルマーケティング企業として、多方面の広告施策に強みを持ち、大規模予算の運用経験も豊富です。独自のツールやデータ解析力を駆使し、緻密な運用で高い成果を上げることが期待できます。

■特徴・強み

大手クライアント向けの広告運用に長けており、複雑なターゲティングやクリエイティブ戦略にも対応可能です。国内外の豊富なメディアネットワークを持ち、最新の消費者動向を反映したキャンペーンが得意です。

導入実績

大手流通・メーカー・サービス業の広告運用を多数手掛け、KPI達成率の高さやリピート契約の多さから信頼を集めています。大型案件の実績が充実している点も魅力です。

料金プラン

広告予算に応じた運用代行費用が基本となり、コンサル報酬は個別見積もりで柔軟に設定されます。具体的には担当者とのヒアリングを通じて決定する形が一般的です。

6. 株式会社サイバーエージェント

https://www.cyberagent.co.jp/

インターネット広告市場を切り開いてきた大手企業で、自社サービスの開発力や各種メディア運営ノウハウも豊富です。広告クリエイティブやSNS施策など、総合的なマーケティングサービスを提供します。

特徴・強み

媒体の開発実績と大規模広告運用経験を活かし、激しい競争の中でも高い集客力を発揮できます。特に新しいメディアやプラットフォームとの連携がスムーズで、トレンド戦略に強いのが特徴です。

導入実績

大手メーカーからITベンチャーまで、幅広いクライアントのプロモーションに携わっています。SNSや動画プラットフォームを活用した成功事例も数多く、さまざまな業種の支援実績があります。

料金プラン

広告予算の数%を運用費用とするスタイルが多く、その他のコンサル報酬はケースバイケースで設定されます。プロジェクトベースで費用を組むことが可能なため、柔軟に相談できます。

 

7. 電通デジタル

https://www.dentsudigital.co.jp/

大手広告代理店の電通グループが持つリソースを最大限に活かし、オンライン・オフラインを融合したマーケティング戦略を提案します。ブランド構築や大規模キャンペーンに強く、クロスメディアでの大きなインパクトが期待できます。

特徴・強み

デジタル領域においても豊富な人材を抱え、大企業との協働による大規模な実績を積み重ねています。データ管理や顧客分析など、高精度なマーケティング技術を備えているため、企業のデジタル変革にも適したパートナーです。

導入実績

大企業を中心に、オンラインとオフラインを組み合わせた総合的なプロモーションが成功事例として多く挙げられています。マスメディアとの連動やイベント開催といった大型施策も対応可能です。

料金プラン

ブランド戦略や大規模プロモーションなど、プロジェクトのスケールに合わせて見積もりされています。契約形態も幅広いため、事前の目的や予算をしっかり固めてから相談すると進めやすいでしょう。

 

8. メンバーズ

https://www.members.co.jp/

企業のデジタルマーケティング組織を内製化していく支援スタイルが特徴で、専任スタッフを派遣・常駐させる形を取り入れています。自社チームを育成したい企業にとっては、実務を通じてノウハウを獲得できるメリットがあります。

特徴・強み

常駐型の支援で密接に企業内部の課題を把握しながら施策を進めます。コンサルと制作・運用が一体化しているため、リアルタイムでプロジェクトを修正・改善できる点が強みです。

導入実績

Web担当者が不足している企業や、マーケ組織立ち上げ段階の企業を多く支援してきました。導入企業では、内製体制の強化によって継続的かつ自律したマーケティング活動が可能になっています。

料金プラン

月額ベースの費用体系が中心で、担当者のスキルや稼働時間に応じて変動します。専任スタッフを何人置くかなど、企業の計画に合わせて柔軟に調整できます。

 

9. アクセンチュア

https://www.accenture.com/jp-ja

世界的なコンサルティングファームであり、経営戦略からデジタル施策の実行まで統合的に扱うことができます。グローバル案件や大規模システム導入にも強く、デジタルトランスフォーメーションを推進したい企業に選ばれています。

■特徴・強み

海外の最新トレンドや先端テクノロジーを取り入れ、大規模企業の変革を支えるノウハウが強みです。ビジネスコンサルとテクノロジーコンサルを融合させた総合提案ができる点が際立ちます。

導入実績

グローバル企業や国内大手企業を中心に、大規模なIT改革やデジタルマーケティングを成功させた実績が豊富です。プロジェクトチームには海外ネットワークも活用して、多角的なアイデアを提供できます。

料金プラン

個別見積もりが基本で、戦略策定から実行までを一括支援する場合が多いです。大規模案件では、段階的にスコープを定めながら継続的にコンサル費用が発生する形が一般的となっています。

 

10. 株式会社才流

https://sairu.co.jp/

世界的に名が知られたコンサルティングファームとは異なり、「BtoB/新規事業・法人営業・マーケティング」に特化した専門コンサルティング会社です。戦略設計から施策実行、組織・体制構築、ナーチャリング設計まで、一気通貫で支援できる点が最大の強みです。

特徴・強み

BtoBマーケティング・新規事業・法人営業支援に特化した再現性の高いコンサルティングにあります。独自に体系化されたフレームワークやテンプレートを活用することで、属人的になりがちなマーケティングや営業活動を「仕組み」として構築し、企業が自走できる状態を目指します。

導入実績

累計で220社以上、プロジェクト数は300件超(2025年11月時点)と、多数のBtoB企業に対して支援実績があります。法人向けサービスを展開する企業のリード獲得、ナーチャリング設計、新規事業の立ち上げ支援、営業体制の整備など、幅広い成果創出の事例があります。

料金プラン

公開されている料金プランはなく、基本は「個別見積もり」による対応です。事業規模、支援内容、伴走期間などによって変動するため、案件ごとに見積もりを取得する形となります。

 

Webコンサルの費用相場と料金体系

・SEOのみの場合:月5万円~50万円

キーワード選定やコンテンツ施策が中心となり、サイトの規模や競合の激しさによって達成難易度が変わります。上昇した検索順位が売上に直結することが多いため、費用とリターンを慎重に検討する価値があります。

・広告運用代行:月10万円~100万円

広告予算の規模や媒体の多さによって代行費用は上振れしやすいですが、成果が上がれば十分に投資回収できる可能性があります。レポートの頻度や運用時間も費用に影響するため、細かい条件まで確認が必要です。

・サイト制作含む総合コンサル:月50万円~200万円

Webサイトの大幅なリニューアルや新規サイト構築を含む場合、制作費が大きな割合を占めます。さらに広告運用やSNS施策などを同時に進めると予算も高額になりがちですが、その分総合的な効果を狙える利点があります。

・成果報酬型・プロジェクト単位の場合

問い合わせ数や売上増加など明確な指標に応じて報酬が発生する方式です。成果が出なければ費用を抑えられるメリットがある反面、コンサル会社によっては初期費用が発生したり、成果認定の条件が厳しかったりする場合があります。

 

Webコンサルティング導入時の注意点

1.丸投げせず自社担当を介入させる

プロジェクトを成功させるには社内との連携が不可欠です。コンサル側からの提案やレポートを理解し、現場にフィードバックしながら施策を進めるためにも、自社担当者を明確にしておきましょう。

2.データ・レポートの共有を徹底する

コンサル会社から定期的に送られるレポートをもとに内部で検証し、次の施策につなげる作業が重要です。双方向の情報共有がスピーディに行われれば、施策の軌道修正も早く済み、無駄なコストを防ぐことができます。

3契約内容を明確にしておく

コンサルに依頼する範囲や担当するタスクを曖昧にしてしまうと、後から追加費用がかかったり、責任の所在が不透明になったりする可能性があります。契約書の段階で細部まで合意し、互いに認識を一致させる努力が必要です。

 

まとめ

Webコンサルは企業の成長に不可欠なデジタル戦略を支援する重要なパートナーです。

自社の課題や目標を的確に整理し、それに合ったコンサル会社を選ぶことが成功の第一歩となります。総合型か専門特化型か、実行支援の有無や費用対効果など、あらゆる視点から検討して、企業の戦略に最適な相手を見極めましょう。

また、一度契約を結んだ後もコミュニケーションを密に取り、定期的に施策の効果を検証していくことが重要です。Webマーケティング領域は刻一刻と変化し続けるため、最新のトレンドや消費者動向を取り入れながら柔軟に対応できる関係性を築きましょう。

この記事を書いた人
マーケティング戦略コンサルタント
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。

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