新規事業立ち上げに強いコンサルティング会社を徹底比較!費用や特徴、失敗しない選び方を解説
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新規事業コンサルの支援内容や費用の目安がわかるダウンロード資料
新規事業立ち上げコンサルとは
新規事業立ち上げコンサルとは、新規事業開発に関わる業務全般を支援するコンサルティングサービスです。企業が新しいビジネスを立ち上げる際には、事業計画の作成や市場調査、資金調達、マーケティング戦略の立案など、さまざまな業務を遂行しなければなりません。しかし、初めての業界に参入する場合には、十分なノウハウがないまま取り組むことが多く、さまざまな困難を伴います。
こういった場合に効果的なのが、新規事業立ち上げコンサルです。新規事業立ち上げに強みのあるコンサルを導入すれば、企業に不足するリソースやノウハウを補えます。また客観的な視点からのアドバイスを受けられるため、新規ビジネスを起動に乗せやすくなるでしょう。
新規事業コンサルの選び方
数ある新規事業立ち上げコンサルを比較し、自社のビジネスを成功に導く1社を選ぶためには、次のポイントを意識することが大切です。
- 自社の課題と新規事業コンサル導入の目的を明確にする
- コンサルティング会社の得意な業務領域を確認する
- アドバイスだけでなく施策の実行まで伴走するコンサルを選ぶ
- 自社に近い企業の支援実績があるかチェックする
- 担当コンサルタントとの相性を確認する
自社の課題と新規事業コンサル導入の目的を明確にする
新規事業立ち上げコンサルを導入する前に、次の2点を明確にします。
- 自社が抱えている課題
- コンサルを導入することでどのような目的を達成したいか
新規事業立ち上げに伴い、さまざまな課題があるでしょう。たとえば、新規事業のアイデアを形にしたい、新規事業に取り組みたいが何から手を付けてよいかわからない、新規事業を早期に収益化したいなどの課題が想定されます。
しかしこれらすべてを、一度に解決するのは困難です。まずもっとも優先すべき課題は何か、明確にします。そしてその最優先課題に対して、最大の成果をもたらすコンサル会社を探すことが重要です。
コンサルティング会社の得意な業務領域を確認する
新規事業に伴う業務が各種存在するように、新規事業立ち上げコンサルにも業務領域によって得意・不得意があります。新規事業は主に、次の3つのフェーズに分類可能です。
- 新規事業のアイディア創出
- 新規事業の立ち上げ
- 新規事業のグロース(新規事業リリース後の事業拡大・成長に向けた取り組み)
上記3つのフェーズのうち、自社が優先的に克服しなければならない課題がどこにあり、それに対応できるコンサル会社であるか、といった基準でコンサル会社を比較検討します。このとき、上記3つのフェーズを包括的に支援可能なコンサル会社に依頼すれば、中長期的な関係性を構築できるため、より高い成果につなげられるでしょう。
アドバイスだけでなく施策の実行まで伴走するコンサルを選ぶ
新規事業立ち上げコンサルの業務主な業務は、企業のアドバイザーとして必要な提言をすることです。しかし絵に描いた餅のような理想をちりばめた提案書や報告書だけでは、新規ビジネスの現場は立ち行きません。こういったコンサルと企業、そして現場との温度差が大きすぎる場合、長期的な信頼関係の構築は困難でしょう。
新規事業立ち上げコンサルを選ぶ場合は、理想論を並べ立てるだけでなく、自社の状況を加味して実現可能な戦略を描き、また施策の実行を伴走してくれるコンサル会社がおすすめです。
自社に近い企業の支援実績があるかチェックする
コンサルティング会社を比較検討する際は、自社に近い企業の支援実績があるか否かを確認しましょう。商品やサービス、リソース状況といったさまざまな条件によって、コンサルティングの手法や難易度は異なります。たとえば大手企業と中小規模の企業といった企業規模の違いによって、コンサルティングの手法は異なります。また同じ中小企業であっても、業種やリソースの状況が異なる場合も同様です。
初めて新規事業立ち上げコンサルの導入を検討する場合、大企業の実績が豊富なコンサル会社を選んだ方が良いように錯覚するかもしれません。しかし実際は、自社と近しい企業の支援実績があるコンサルを企画検討の段階で選ぶことが、最大の成果を生み出すために大切です。
担当コンサルタントとの相性を確認する
自社を担当するコンサルタントとの相性は、長く良好な関係性を築いていくためのスタートラインとなります。担当するコンサルタントの実績やスキルだけでなく、コミュニケーションが取りやすいかも念入りに確認してください。
たとえば、豊富な知識や経験があるコンサルタントであっても、日常的には使われない専門用語や横文字を多用する人材では、十分なコミュニケーションは取れないでしょう。共通認識を持つことが難しく、意思疎通を測るのにも一苦労です。
新規事業立ち上げコンサルを企画検討する場合は、担当するコンサルタントとの相性も、慎重に確認しましょう。
中小企業の新規事業立ち上げに強いコンサルティング会社
この項目では、新規事業立ち上げに関して中小企業の頼れるパートナーになってくれるコンサルティング会社を6社紹介します。
株式会社グローカル
引用:株式会社グローカル https://www.glcl.co.jp/
株式会社グローカルは、新規事業の早期収益化に強みがある、包括的な新規事業立ち上げコンサルです。
特徴
株式会社グローカルは、政令都市の中核企業から3万人規模の小規模な市町の老舗企業まで、エリアや業種を問わず、50名から500名規模の中小企業を中心にコンサルを実施してきました。新規事業の早期収益化と持続的な成長に伴走する株式会社グローカルは、事業戦略、集客戦略、営業戦略、採用戦略、組織戦略の5つの分野を核として、中小企業の変革を実現します。
主なサービス内容
株式会社グローカルの新規事業立ち上げにおける主なサービス内容は、次のとおりです。
新規事業の立ち上げから継続に欠かせないさまざまな業務を、包括的に網羅するのが、株式会社グローカルです。
コンサルに依頼するというと、どこか仰々しさを感じるのではないでしょうか。そういったコンサルの活用へのハードルをなくし、社内の役員や部長クラスの業務をアウトソース(外注)する観点から、新規事業立ち上げをトータルサポートしております。
実績
食品メーカー、医療機器メーカー、機械メーカー、旅館・ホテル、結婚式場、病院・クリニック、弁護士事務所、税理士事務所。これらは、株式会社グローカルが支援する業界の一部に過ぎません。株式会社グローカルは、中小企業という軸で業界を絞らずに支援してまいりました。
これまでの支援実績は、北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で1113件以上(2023年12月時点)にのぼります。
費用感
株式会社グローカルでは、新規事業立ち上げコンサルの場合、月額30万円からご支援可能です。詳細な費用はご依頼内容によって異なるため、お問い合わせください。
プライマル株式会社
引用:プライマル株式会社 https://www.primal-inc.com/
プライマル株式会社では、新規事業を通じた新しい価値の創造、をコンセプトに、新規事業立ち上げコンサルを実施しています。
特徴
プライマル株式会社の新規事業立ち上げコンサルの特徴は、チームの一員として新規事業立ち上げ推進をサポートする点。にあります。時にチームをリードする立場で、また時には手足となって自ら汗をかきながら新規事業立ち上げを推進します。
主なサービス内容
プライマル株式会社の新規事業を立ち上げにおける主なサービス内容は、次のとおりです。
実績
プライマル株式会社の新規事業立ち上げコンサルに関する実績には、次のようなものがあります。
通信業における新規事業立ち上げ支援
・スマートフォン総合ポータルの戦略立案からリリース、リリース後の拡大戦略、運用支援までトータルサポート
MVNOのサービス立ち上げ支援
・れい明期における事業戦略の策定から、商品開発や販路開拓、周辺サービスの開発、および運用を支援
エネルギー関連企業における新規事業立ち上げ支援
・ビジネスモデルの構築からパートナーの選定、パイロットプロジェクトまでサポート
費用感
プライマル株式会社の新規事業立ち上げコンサルの費用に関しては、公式サイトへの記載はみられません。詳細は、直接お問い合わせください。
株式会社ベルテクス・パートナーズ
引用:株式会社ベルテクス・パートナーズ https://www.vertex-p.com/
株式会社ベルテクス・パートナーズは、事業創出の当事者として参画する、新規事業立ち上げコンサルです。
特徴
株式会社ベルテクス・パートナーズの新規事業立ち上げコンサルの特徴は、自社事業での成功体験だけでなく、事業撤退をはじめとする失敗経験に基づいて、顧客の新規事業成功をサポートする点です。
主なサービス内容
株式会社ベルテクス・パートナーズが新規事業立ち上げコンサルにおいて提供するサービスは、次のとおりです。
実績
株式会社ベルテクス・パートナーズは、多くの企業の新規立ち上げコンサルに携わっています。
たとえば株式会社LIXILがR&D部門において、技術を活用した顧客への体験やサービス提供という新規事業に乗り出した際は、アイデアを具体的な業務活動に落とし込む段階からサポート。業務推進の自走化や次世代リーダー擁立の実現まで、携わっています。
費用感
株式会社ベルテクス・パートナーズでは、基本的には月額制ですが、顧客のニーズに合わせて時間あたりのチケット制の料金プランなど、フレキシブルに対応しています。具体的な金額はヒアリング内容をもとに個別に提示しているため、直接お問い合わせください。
株式会社Relic
引用:株式会社Relic https://relic.co.jp/
株式会社Relicは、共創カンパニーとして、大企業からスタートアップ企業まで、4,000社を超える企業と20,000以上の事業を支援しています。
特徴
株式会社Relicの特徴は、新規事業立ち上げに関して高い専門性を有する人材による事業の創出・創業を支援するサービスを展開している点にあります。日本国内の企業のさまざまな新規事業立ち上げに立ち会った経験に基づき、課題や事業フェーズに合わせて、独自のプラットフォームやプロダクト・サービスを展開するのが強みです。
主なサービス内容
株式会社Relicの主なサービス内容は、次のとおりです。
実績
株式会社Relicは、業界業種問わず、また大手からベンチャーやスタートアップ企業まで、およそ4,000社以上の新規立ち上げをサポートしてきました。またコンサルティングサービスを導入した企業の継続率は98%以上を誇り、高い顧客満足度と中長期的な関係性の構築に成功しています。
費用感
株式会社Relicでは、新規立ち上げコンサルにかかる費用は公開されていません。詳細は直接お問い合わせください。
株式会社タナベコンサルティング
引用:株式会社タナベコンサルティング https://www.tanabeconsulting.co.jp/
株式会社タナベコンサルティングは、自社の強みを生かした新規事業や新業態の開発を推進することを旨としたコンサルティングサービスを提供しています。
特徴
株式会社タナベコンサルティングの特徴は、経営戦略の構築から実行支援まで、各フェーズにおける専門チームが携わり、一気通貫で支援するのが特徴です。
主なサービス内容
株式会社タナベコンサルティングでは、次の4つのサービスプランを用意しています。
実績
株式会社タナベコンサルティングの実績には、次のようなものがあります。
・不動産管理業における新業態の開発
既存の業態とは異なるターゲット層を囲い込む、コワーキングスペースの新ブランドの立ち上げに関するコンサルティング
事業性評価によるアイデアの絞り込みから、マーケティングサイトの立ち上げ、収益モデルパッケージ構築までサポート
費用感
株式会社タナベコンサルティングの費用は、公式サイトでは公開されていません。要望をヒアリングしながら個別に見積もりを作成しているため、直接お問い合わせください。
アスタミューゼ株式会社
アスタミューゼ株式会社では、データ・アルゴリズムとアナリストの知見の活用による、持続可能な事業経営を支援しています。
特徴
アスタミューゼ株式会社では、世界193カ国、39言語、7億件を超える世界最大級の無形資産可視化データベースを構築。そこから導き出された、未来をつくる有望成長領域と人類が解決すべき社会領域の観点から、新規事業開発や技術活用に関してコンサルティングを実施しています。
主なサービス内容
アスタミューゼ株式会社が提供する新規事業立ち上げコンサルの主なサービス内容は、次のとおりです。
実績
アスタミューゼ株式会社では、みずほ第一フィナンシャルテクノロジー株式会社や、サントリーグローバルイノベーションセンター株式会社など、既存の技術を活用して新たな技術に発展させる課題を抱えた新規事業の開拓において、多くの実績を有します。
費用感
アスタミューゼ株式会社では、新規立ち上げコンサルにおける料金の詳細は公開されていません。直接、お問い合わせください。
まとめ
新規事業立ち上げコンサルは、企業が新たなビジネスチャンスを追求する際に不可欠なパートナーです。コンサルティング会社が提供するサービスが自社のニーズに合致することはもちろんのこと、担当するコンサルタントとの円滑なコミュニケーションの可否や相性も含めて慎重に検討しましょう。新規事業の目標達成まで伴走する強力なパートナーとなり得るコンサルタントを見つけることが、新規事業立ち上げに伴うリスクを軽減しながら、成功への道筋を明確にする第一歩です。