売上・利益が上がる組織とは?Vol.4
シリーズでお届けしてきた「売上・利益が上がる組織とは?」
今回で完結です!
【前回までの記事】
前回の記事(Vol.3)では、
「従業員がやりがいをもって働き続けられるための環境整備2つのポイント」について
解説させて頂き、その1つの方法として「従業員目線を取り入れた、
人事評価・給与制度に刷新する」と締めました。
今回はその続編です。
【従業員目線を取り入れた、人事評価・給与制度に刷新する】
会社の事業を伸長させる人事施策として、
「従業員目線を取り入れた、人事評価・給与制度に刷新する」とは、
「従業員自身の成長が会社の利益につながり、
その成果を会社が認め評価し、役職・権限・給与に反映される」
ということが、明確に可視化されている仕組みの導入と言えます。
シンプルに言うと、
「『成果を上げた従業員はきちんと評価する」ことを企業として従業員に約束をする」
ということです。
「会社は、先々●●の状態を目指す。
そのためには、お客様に■■なサービスを提供する必要がある。
そういったサービスをお客様に提供するためには、
従業員が▲▲なスキルを持ち、▼▼な言動のもとに経験を積み上げる必要がある。
更に、従業員が自主的に会社を伸長させる言動を継続できるように、
会社の求めるレベルの言動をし、結果が伴った場合には、
会社は従業員をきちんと評価をし、給与に反映する必要がある。」
このように、結果を変えるためには、行動を変える必要があり、
行動を変えるためには、意識を変える必要があるわけです。
したがって、事業を伸長させるプロセスは下記の順番です。
1.経営者・上司が意識を変える
2.経営者・上司が行動を変える(従業員への情報発信の仕方が変わる)
3.従業員・メンバーの意識が変わる
4.従業員・メンバーの行動が変わる
5.サービスクオリティが上がり、顧客満足度が上がる
6.業績が向上する。
すべては、組織の上長である経営者や上司が自らの言動を見直し、変化することから始まります。
「従業員目線を取り入れた、人事評価・給与制度に刷新する」ということは、
経営者・上司の「事業を伸長させたい」という一連の施策をよりやりやすくするための仕組みと言えます。
当社のこれまでのコンサルティングの実績からも、
事業伸長をさせる手段として「人事評価・給与制度の刷新をする」ことは、
従業員の働くやりがいを引き出し、事業としてのサービスクオリティを向上させ、
事業を伸長させると感じています。
このことは、事業形態を問わず共通していえることであると言えます。
この記事をお読みになり、何かしらお感じになられましたら、
ぜひ取り組みを始められてはいかがでしょうか?