カトエリの地域集客を見直すための10のポイント<その5-2>
「地域プロモーションの費用を抑えたい」「今やっている取り組みの効果が見えない」
地域集客の現場でお聞きする悩みのネタは尽きません。
そんなお悩みを少しでも解決できればと、地域集客を見直す上での大切なポイントを
10個にまとめました。今日は5つ目のポイントのお話です。
■前回のポイントはコチラからどうぞ
https://www.glcl.co.jp/local-pr/post/610
前回は、『顕在ニーズ』と『潜在ニーズ』について説明しました。
他の地域とのパイの取り合いになってしまいがちな『顕在ニーズ』ではなく、
他地域と競合しない『潜在ニーズ』へのアプローチとは何かについてご説明します。
「全く買うつもりはなかったけど、店頭で見つけていいなと思い、思わず買ってしまった」
誰でも一度はこんな経験をしたことがあるかと思います。
この現象を『衝動買い』と言いますが、
『衝動買い』の意思決定ロジックを活用するのが、
『潜在ニーズ』へのアプローチです。
『衝動買い』の意思決定の流れを、
「ふらっと立ち寄った家具量販店で、購入するつもりのなかった収納棚を
『衝動買い』した場合」に当てはめると、以下の通りです。
①そういえば、最近家に物が増えたから収納スペース増やした方がよさそうだな。
<自分でも気づいていなかったニーズに気づく>
②この棚、収納するのにちょうどいいな。
<そのニーズに対する解決方法が目の前にある>
③これくらいの金額だったら、今度のボーナスで払えるな。
<その解決方法に十分な妥当性を感じる>
④よし、買おう!
<他の解決方法を探したり、他と比較することなく即決する>
この流れを集客プロモーションの中で創り出すことができれば、
他地域と競合せずに、新たなマーケットからの集客を実現することができるのです。
次回は、具体的な『潜在ニーズ』喚起型アプローチ事例をご説明します。