企業が抱く中途採用課題を解決するには?②【採用活動の課題を抽出→解決施策の仮設設定】
こんにちは。 グローカルの佐藤です。
前回のテーマ、
『隠れた採用に関する固定概念(現状)を明確に→
で述べた様に、今回は、
『課題を抽出し、解決するための仮説』
を立てたいと思います。
※前回の記事はこちら↓
https://www.glcl.co.jp/column/
前章を復習します。
『採用活動がうまくいかない理由』=『
ではこれまでの採用手法に隠れた固定概念とは?
現状1.→『採用活動をする時期を固定している』
疑問点→採用活動行う時期を固定することは本当に正しいのか?
現状2.→『中途採用活動!』=『求人媒体の利用!』
疑問点→媒体利用だけで採用は上手くいくのか?
他に行わなければならない施策はないのか?
求職者の動向は把握できているのか
以上が前章の復習です。では今回の内容に移ります。
中途採用課題を解決するための仮説とは
- 採用活動をする時期は固定せず、通年で採用活動すべきである
- 求人媒体へ掛けるコストの一部を自社採用サイト構築へ回すべきである
採用活動をする時期は固定せず、通年で採用活動すべきである
早速本題に入ります。
現状1.『採用活動をする時期を固定している』
『採用活動を行う時期を固定することは本当に正しいのか?』
から課題解決に至る仮説を立てたいと思います。
私の課題解決への仮説は、
『採用活動をする時期は固定せず、通年で採用活動すべきである。
です。
理由は単純明快です。
なぜならそれは、採用活動がうまくいっていない以上、
求職者と常に接点を持っておくことが必要だからです。
しかし、離職率が高まる時期、
人が動く時期というのは必ず存在します。
私は、
人の心の動きを一概に言うことはできませんが、
”同僚が転職したため、私も転職しようと思った”
”同僚が退職した理由と同様な理由で私も退職した”
などの【外部的要因で動く人材】が多いようです。
一方で、【内部的要因から行動に移せる人材】は、
”現職で具体的にこんなスキルを得たから、
”自己の成長にこのような課題があり、
現職ではこのような理由で成長の鈍化を感じる”
などの明確的思考の下、行動に移せる人材が多く、
その層には優秀な人材が多く存在するように思います。
このような層は、
流行りや時期に関係なく自律的行動をとるため、
周りの人の転職のタイミングに左右されないと考えられます。
よって、優秀な人材の採用を行うためにも、
採用活動は通年で行うべきであり、
常に求職者との接点を持つ必要があると考えます。
求人媒体へ掛けるコストの一部を自社採用サイト構築へ回すべきである
次に、
現状2.『中途採用活動!』=『求人媒体の利用!』
から生まれる疑問点、
『求人媒体だけで採用は上手くいくのか?』
から課題解決への仮説を立てたいと思います。
無論、採用活動を行うにあたり、
求人媒体の利用は大切な施策です。
しかし、求人媒体の利用には
必ずコスト(掲載料)が掛かります。
ここで私の課題解決への仮説、
『
をご紹介します。
この仮説の検証は非常に難しく、賛否両論あるかと考えられます。
しかしそれは、
”
という固定概念からの思考だと考えます。
この課題を解決するにあたり、
必ず踏まえなければならない第一工程は、
『求職者の動向を理解する』 です。
前章、
『企業が抱く中途採用課題を解決するには?』
の第1回目の記事では、
求職者は気になる企業を発見した際、
必ず検索媒体でその企業名を検索し、
企業サイトを閲覧することを述べました。
せっかく企業名を見つけてもらえたのに、
企業サイトが充実してないことによって、
応募まで至らなければ、
コストを投じて求人媒体に掲載する意味を失ってしまします。
尚、優秀な人材である程、
十分な企業情報や採用に関する情報を必要とする
ことは言うまでもありません。
まとめ
長くなってしまったのでここでまとめです。
今回は、現状を見直すことで、間違った固定概念を明確にし、
現状上手くいっていない採用活動の課題を解決するための仮説を立
1.『採用活動をする時期は固定せず、
→なぜならそれは、
採用がうまくいっていないから常に求職者と接点を持つ必要がある
2.『
求職者は必ず企業サイトを閲覧し、
応募を獲得するには企業サイト上に十分な情報を記載する必要があ
さもなくば、求人媒体への経費が無駄になるもしくは、半減する。
以上です。
次回は今回立てた課題解決への仮説をより深く考察し、
進化した仮説を立てていきたいと思います。