企業が抱く中途採用課題を解決するには?①【隠れた固定概念を明確に】
こんにちは。 グローカルの佐藤です。
私はこれまで様々な各地中小企業様へご訪問させて頂きました。
中途採用で苦戦されている企業様はたくさんいらっしゃいます。
これまで私がお話させて頂いた経営者様、採用担当者様は口を揃えて仰います。
『採用がいまくいかない』
理由をお伺いすると、 『こういう時代だから…』 という回答をよく耳にします。
その通りだと思います。
しかし、会社や事業に関わる人間である以上、一番大切なのは企業の存続。
企業の存続に必要なのは「ヒト、モノ、カネ」です。
『採用がうまくいかない』=『”ヒト”の欠落』
致命的な問題だということがどれだけの方がご認識されているでしょうか。
本題に入りますが、『採用がうまくいかない理由』は純粋に、
『採用手法が変わりつつあるから』 だと私は考えます。
変化を分析する際に最も重要なことは現状把握です。
隠れた固定概念に気づき疑問を持つ、そして課題を見つけていく。
それでは私が考える採用活動の現状を整理していきます。
採用が上手くいかない原因となる固定概念とは
- ①中途採用の時期を固定している
- ②『中途採用活動!』=『求人媒体の利用!』
中途採用の時期を固定している
これまでの経験上、担当者の方々は、
中途採用の時期を固定する傾向にあるようです。
例えば、5月~7月であったり、9月~11月にかけてであったり…
しかし上記のような時期に採用がうまくいかず、
気づけば通年で採用活動を行っている。
このようなケース非常に多いと思います。
では上記のような時期を固定する理由はなんでしょうか?
転職のシーズンだからではないか?
離職率が高まり、人が動く時期だからなのではないか?
事業が落ち着き採用活動に集中できる時期だからではないか?
人が退社しやすい時期は確かに存在しますが、
しかし会社を辞める理由は人それぞれ、十人十色。
会社を辞める時期は決して一言にいえません。
ましてや優秀な人材がそういった時期に流れにのって退社‼ なんてするでしょうか。
『中途採用活動!』=『求人媒体の利用!』
採用活動を行うにあたり、
求人媒体の利用は確かに必要不可欠だと思います。
しかし、求職者の動向を理解した上での求人媒体選択はできているでしょうか?
よくお伺いするのは、
『うちは◯◯(よく聞く求人媒体)を毎年使ってるよ!』
更には、
『うちは毎年、◯◯(よく聞く求人媒体)!あそこの◯◯プラン!◯◯万円のやつ!』
それでも採用活動、苦戦する企業様多いようです。
しかも、状況は年々悪くなる一方。 何故でしょうか。
求人媒体を利用するのは必要不可欠と述べましたが、
求職者の動向を把握することも同じくらい大切だと私は考えます。
私が考える求職者の動向は、
求職者は何かしらの求人媒体で気になる企業名を発見した際に必ず行うこととして、
GoogleやYahoo!のような検索媒体で必ずその企業名を検索します。
そして企業のサイトを必ずチェックします。
『こんな会社で働きたい!』と思えるサイト構築、
できていますでしょうか?
あなたがWEBで買い物する時、見た目が冴えないサイトだったら、
そのサイトから購入する意欲湧きますでしょうか?
まとめ
今回お話したかったのが、
『採用活動がうまくいかない理由』=『採用手法が変わりつつあるから』
ではこれまでの採用手法に隠れた固定概念とは?
現状①→『採用活動をする時期の固定している』
疑問点→採用活動行う時期を固定することは本当に正しいのか?
現状②→『中途採用活動!』=『求人媒体の利用!』
疑問点→媒体利用だけで採用は上手くいくのか?
他に行わなければならない施策はないのか?
求職者の動向は把握できているのか?
以上です。 他にも整理しなければならない現状が存在しますがこの辺で。
【現状把握】→【課題の発見】→【課題解決への仮説】
次回はこの現状をもとに考えられる懸念、課題は何なのか、そして課題解決への仮説を述べていきたいと思います。