成約率向上を図る、潜在ニーズ喚起を主とするPR戦略立案
競合他社との差別化を明確にすることが急務だったDホテル様。
ホテルウェディング「ならでは」の魅力を洗い出し、
ターゲット顧客のペルソナを詳細に設定、
自社サイトのページ案出しなど、
プロモーション方針決定までのコンサルティングを行った事例をご紹介します。
課題:
課題①
ターゲット顧客層への明確なメッセージと、伝える施策不足
地元で結婚式を挙げる人をターゲットにおいていたが、
訴求できるプロモーション戦略が立てられていない状況だった。
自社サイトでは他の式場でもよく見かけられるウェディングドレス写真や、
パーティーの様子を伝えるレポートに終始しており、
ホテルそのものの魅力やこだわりは伝わらず、
メッセージ性も感じられるものではなかった。
課題②
競合他社との差別化ができていない
近隣ホテルなどの結婚式場と差別化できておらず、
ターゲット顧客の多くは結婚情報誌で露出の多いゲストハウスウェディングへ流れていた。
ホテルウェディングでこそ叶えられること、
ホテルならではのホスピタリティあふれる接客、
式後も宿泊や食事で何度も訪れることができるという利点が顧客に届けられていなかった。
施策:
施策① ターゲット顧客へ向けたメッセージの明確化
ターゲット顧客がなぜ「地元で結婚式を挙げたいのか」を分析し、
潜在ニーズに落とし込み整理を実施。
整理されたニーズごとのペルソナを作成し、
さらに詳細に顧客像を描いた。
現場で接客にあたるスタッフにもペルソナの資料を共有することで、
どのようなメッセージを届ければよいか、共通認識を持った。
施策② ターゲット顧客の潜在ニーズに訴求するホテルウェディングの魅力にフォーカス
ペルソナを作成したターゲット顧客が「ここでなら自分に合った結婚式ができそう」と思う気づきのフックポイントと、
そのポイントを伝える切り口を設定し、ランディングページ案を提案。
ホテルウェディングだからこそかなえられるニーズがあることを、
露出量にだけ頼らず、「確実に届ける」ためのプロモーション戦略として方向づけた。
成果: ターゲット顧客へ訴求するためのプロモーション戦略の方針が定まった
今回の依頼では、プロモーション戦略の方針の礎となる情報整理や、
ランディングページの案出しのコンサルティングまでを実施。
ターゲット顧客ごとに訴求できるようなコンテンツを自社サイトに設置すること、
社内にターゲット顧客像とその潜在ニーズを浸透させるという施策が決定した。
現場では今後、この計画に基づいたウェディングプランなどを企画を行うなど、
引き続き取り組んでいる。