2年連続140%超の成長を続ける老舗高級旅館
プランを作成した翌月にメインターゲットとしていた東京近郊のビジネスマンからの予約が、
昨年対比215%増加。
自社サイトの売上比率は全体の35%〜40%と安定。
旅館の売上は、ほぼ3倍と大幅な伸びを見せた事例をご紹介します。
課題:
課題①自社サイトにて”基本情報の羅列”に過ぎないコンテンツの改善
自社サイトから予約に至らない原因の一つとして、情報の羅列になっており、
ターゲットを意識したコンテンツ構成となっていないため、
初訪のお客様をフックすることができず直帰させてしまっている。
課題② ターゲット別の宿泊プランの造成
自社サイト、旅行ポータルサイトのプランについて、ターゲットが明確ではなく、
狙うべき層にリーチができていないことが明らかであった。
施策:
施策① 「情報精査」+「地域を含めた宿の魅力の再定義」
ペルソナマーケティングで立てたターゲット顧客像に向けて、
自社サイトの情報精査、デザインの刷新。旅館自体の施設情報と合わせ、
東京近郊で気軽に行ける場所であるその地域ならではの過ごし方や観光マップ、
お土産になるような名産品を紹介した。
施策② 自社サイト分析による「ターゲット別のプラン造成」
自社サイト刷新に合わせ、Google Analyticsを活用した分析を実施。
滞在時間やPV、アクセス場所などから、
ターゲット設定をさらに詳細に落とし込みプラン造成を図った。
成果:初年度の成果は前年比141%強。2年目も前年比151%強と2年連続大幅増。
プラン作成の施策実行の翌月、
メインターゲットとしていた東京近郊のビジネスマンからの予約が昨年対比215%増加。
それにより自社サイトの売上比率は全体の35%〜40%と安定。
旅館の売上は、ほぼ3倍と大幅な伸びを見せた。
広告経費を抑え自社サイトでお客様を集められる力が付いたことに合わせ、
宿の集客が増加することにより、当該地域の魅力を伝播するきっかけが創られている。