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マネジメント

理念あふれるオフィス

以前、理念や行動指針の構築・浸透の
お手伝いをしたお客様を
数年ぶりに訪れました。

 

そのお客様は
オフィスをリニューアルし、
受付から社内の会議室など、
いたるところに理念や行動指針が
センスよく掲げられ、数年経った今も
理念・行動指針が強く意識されている
ことが容易に想像できます。

 

一方で世の中を見ると、
昨今の迷走する世情を反映してか、
企業戦略や社員の行動の拠り所として
自社のアイデンティティを、
再構築したいという企業は増えています。

 

しかしながら
理念が再構築されたとしても、
社員に意識されていない、
行動に表れていない状態が多い
のが実情です。

 

「共鳴」で理念を共有

 

理念が浸透しない理由は
いくつかありますが、
浸透のキーワードは『共鳴』です。

 

理念を体現することの価値を理解し、
社員一人ひとりの心の琴線に
どれだけ響いているか、その共鳴度合で
継続的な行動につながるかが決まります。
絵画や音楽に触れた時に
心が動くことがあります。

科学的には解明されていないようですが、
想像力を働かせて
自身の中にある体験や場面に
結び付けて心が動かされることが
確かにあります。

理念も同様です。

理念を体現している自身を
どれだけイメージし、
その価値を認識できるか。
加えて折に触れて理念を発信し、
共鳴を誘う機会を創ることが
理念の浸透につながります。

前述のお客様の理念には「愛」という
キーワードがあります。
数年ぶりの訪問でも、
いつもお会いしているかのように暖かく
迎えてくださった中で
最も印象的だったことは、
理念や行動指針があふれるオフィスを
ご案内くださる社員の皆様の笑顔でした。

 

理念や行動指針が当たり前になり、
無理をして意識している様子は

見られません。
自然と楽しく体現している姿は
理念の浸透した理想像の一つでした。

 

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鈴木 泰大
この記事を書いた人
鈴木 泰大

早稲田大学教育学部卒。株式会社東急観光入社。教育海外派遣や複数企業を対象とした研修など教育研修事業に従事。組織・人事コンサルタントとして、主に組織活性・人材育成の観点から理念構築や浸透、風土改革、人事制度構築、教育研修を担当。グローカルでは組織活性・人材育成に関わるパッケージ商品開発も担当。これまで、宿泊業、システム開発会社、不動産会社、ビル管理会社、製造業、出版社など100社以上の制度構築に携わる。