【思考力を鍛えたい人におすすめ!問題解決のための頭の使い方】
こんにちは! コンサルタント見習いの吉原です。
社内での愛称は「よっしー」です。
(そろそろこの自己紹介ももういいよって感じですね。やめないけど。)
さて、このブログでは新人の私(よっしー)が
最近読んだ本の中で、
・参考になった!役立つ!
・これはぜひ他の新人にも読んでもらいたい!
と、思った本を皆さまにご紹介させていただくものです。
本当に勉強になったなぁと思ったものしか紹介しません。
無駄な勉強なんて皆さんしたくないですよね。
ではさっそくご紹介していきましょう!
問題を解決するための思考力を身につける
皆さん、こんな経験はありませんか?
>上司『何でできないんだ?』
>自分『○○な理由でできませんでした』
>上司『それは何でだ?』
>自分『えーっと…○○だからです』
>上司『何でだ?』
>自分『えっ、えーっと…(沈黙)』
>上司『何で?』
>自分『……(沈黙)』
上司からの『何で?攻撃』
新人の頃によくありましたよね。
今となってはいい思い出の皆さんも
いらっしゃるかもしれませんが、
今まさに悩んでいらっしゃる方も
多いのではないでしょうか?
何度となく何で?と聞かれ、
これ以上言うことないよと頭の中で
思考がストップしてしまうことってありますよね。
他にも、
担当していたプロジェクトで問題が発生し、
すぐにベストな代替案を考えなければ
ならない、とか。
もしくは、
新規事業の立ち上げを行うことになり、
どうすればプロジェクトが軌道に乗るのか、
企画を考えたりなど、
瞬時に状況を整理し、
課題や問題点を見つけ、
ベストな施策を考えなければならない場面が
たくさんあるかと思います。
そして、考えれば考えるほどに
何が最善かわからなくなるなんてことも…
今回はそんな皆さんにおすすめな、
物事を論理的に捉え、
問題を解決するための思考力を
身につける本をご紹介いたします。
本のタイトルはズバリ、
東大ケーススタディ研究会=著『東大生が書いた 問題を解く力を鍛えるケース問題ノート』(東洋経済新報社 2010年)
です。
なんだ、
世界トップクラスのコンサルタントが
書いた本とかじゃないのか…と、
思われた方もいらっしゃるかもしれませんが、
この本、実によくできていると思います。
内容もとても分かりやすくシンプル。
ページ数も少ないのですぐに読めてしまいます。
きっと、この本を読んだあなたは、
直面した窮地に対し、
目的や前提をきちんと把握し、
今自分が持っている情報だけで、
質の高い仮説力とロジックを用い、
論理的に分析し、
施策を提案することができるように
なるでしょう。
思考の順序やフレームワークの使い方がわかる
本の中身を少しご紹介すると、
まずは現状を把握するために、
前提や目的をきちんと確認することが
重要です。
次に、その前提や目的を2つに分類します。
集団の効用か個人の効用とに分けます
(詳しくは本読んでみてくださいね)。
そしてさらにそれをまた分けていきます
(詳しくは本です)。
この時点でフレームワークである
ロジックツリーを使用していますが、
思考の順序と、その場面場面に
使うと便利なフレームワークも
紹介してくれています。
フレームワークを使えとよく言いますが、
そもそも思考の順序がきちんと
できていなかったり、
この問題を考えるときに、
どのフレームワークを使えばいいのかわからない…
という人に是非おすすめな本です。
新人として上司の何で?攻撃に
悩んでいる人や、
問題解決力をつけたい人におすすめです。
そして、部下に対し、
いつも怒ってばかりの皆様、
是非かわいい部下にこの本をすすめてみては
いかがでしょうか?
最後に、この本を読んで
一番大切にしなければならないことは、
実践することです。
常にこの思考の方法を頭に描きながら
日々の業務に取り組むことです。
私もこの本をもっと読みこんで勉強しますね。
皆さんも一緒に頑張っていきましょう。
それではまた来週~(たぶん)