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採用戦略

採用がうまくいく会社の「3つの特徴」

 

景気が良くなってくると、業界を問わず
優秀な人材の採用が難しくなることは、
規模の大小を問わず
企業経営者の知るところです。

 

特に、中小企業の経営者であれば、
従来の手法で募集をかけても、
優秀人材からの応募が少なくなるなどの
経験をされている方も多いのでは
ないでしょうか。

 

ここで、採用がうまくいかない会社の
3つの特徴を考えてみたいと思います。

 

1. ターゲットとなる
応募者のイメージがあいまい。

2. 採用手法が10年以上変わっていない。

3. 経営者や事業責任者が人事に
採用をまかせっきり。

 

1.ターゲットとなる応募者のイメージがあいまい。

平たく言えば、採用活動を行う上での前提が
全くできていない状態と言えます。

 

こういった企業の特徴は、
「優秀な人材を採用したい」
「即戦力を採用したい」
とはいうものの、具体的な人物像が
非常にあいまいであるケースが
ほとんどです。

 

採用するターゲットの
具体的なイメージがないため、
採用活動全体がふわっとしてしまい、
結果が出しにくい状況にあります。

 

 

2.採用手法が10年以上変わっていない。

採用活動の本質は変わりませんが、
世の中の状況は常に変わっています。

 

10年前にはなかった募集手法や
情報発信手法をうまく活用することは
もちろんですが、
情報の受け取り手である
応募者の志向性も変わります。

 

採用マーケットを正しく認識し、
現時点で過不足のない最適な応募手法、
選考プロセスを設計し実施することは
非常に重要になります。

 

 

3.経営者や事業責任者が人事に採用をまかせっきり。

中小企業であっても意外と多いのが、
人事に採用をまかせっきりという状態です。

 

ある一定の規模を変えた企業ですと
人事部長と採用担当者が連携して
採用活動を行っているケースは
多々あります。

 

しかしながら、
人事部長と事業部長や営業部長との
社内における力関係によっては、
採用マーケット踏まえ採用活動を
行おうとしている人事に対して
協力的ではない現場も多々あります。

 

そういった場合、人事ができる範囲での
採用活動を行うことになってしまい、
結果の最大化が難しい状況になります。

 

企業の全体を見ているのは経営者ですので、
全体最適のもとに
採用の陣頭指揮を執ることが重要です。

 

 

採用がうまくいかない会社の
3つの特徴を上げましたが、
逆を言えば、下記内容を実践することで、
採用がうまくいくと言えます。

 

■採用がうまくいく会社の3つの特徴

1. ターゲットとなる
応募者のイメージが明確。

2. 採用手法は最新のPR手法も
含めて把握し、選考プロセスにも
工夫がされている。

3. 経営者と事業責任者が
積極的に人事と連携して
採用活動にコミットしている。

 

自社の採用活動が
うまくいっていないのであれば、
改めて上記3つのポイントを踏まえ、
今一度自社の採用活動を見直されては
いかがでしょうか?

 

 

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浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。