とにかく「楽して大物になりたい」人が読んでおきたい本【おすすめ本】
ご無沙汰しております。お盆休みは淡路島に行ったコンサルタント見習いの吉原です。
社内での愛称は「よっしー」です。
このブログでは新人の私(よっしー)が最近読んだ本の中で、
・参考になった!役立つ!
・これはぜひ他の新人にも読んでもらいたい!
と、思った本を皆さまにご紹介させていただくものです。
本当に勉強になったなぁと思ったものしか紹介しません。
私は基本的に無駄な勉強はしたくないタイプですので…
さて、今回私がおすすめする本は、
内藤誼人=著『しょぼい自分を「大物」に見せる技術』(宝島社 2008年)
です。
ええ、読むかどうか完全にタイトルで決めました。
実は、社内の本棚に置いてあった本なのですが、いったい誰がどんな気持ちで買ったのか…気になるところではありますが(笑)
とにかく、面白そうなので読んでみました。
仕事術の本ばかりではなく、気分転換でたまにはこんな本を読んでみるのもいいものですよね。
今回はそんな気分転換も兼ねて、ゆるーく感想を書いていきたいと思います。
さてこちらの本、著書『「人たらし」のブラック心理術』などで有名な、
心理学者の内藤誼人 氏が書いていらっしゃる本です。
一見するとふざけた内容のようなタイトルですが、中身はとっても真面目です。
見た目から大物感を漂わせ、大物を偽装することがいかに重要なのかということを、様々な心理学者たちの研究結果をもとに、心理学的な視点から真面目に提唱してくださっている本です。
自分に自信の無い人、大事な場面でいつもテンパってしまう人、コミュニケーション力に自信の無い人、こんな方々にぜひ読んでいただきたい一冊ですね。
この本を読んでいて思ったのですが、実際に私が
「すごいな、この人仕事できるな」
「この人に仕事をお願いしたいな」
「またあの人と仕事がしたい」
と思ったり感じたりした人には、共通してこの本に出てくる「大物」感が漂っていました。
人は見た目が9割という有名な言葉がありますが、実際、私も知らず知らずのうちに人をなんとなくの印象で評価していると改めて気づかされました。人間って意外と単純な生き物なんだなと…
そんな「人はなんとなくの印象で評価する生き物だ」ということを学術的根拠に基づいてわかりやすく書かれた内容になっています。(しかも200ページくらいなのでサクサク読めます)
そして「なんとなくの印象で評価する」人間の単純な心理を利用してしまえば、人間関係やビジネスにおいて、相手よりも優位に立つことができ、より成功を収めやすくできるというわけです。
心理学が全てだとは思いませんが、ビジネスを成功させる上での心理学的テクニックや、ほんの少しの行動と習慣が、なんとなくの印象を生み出し、なんとなくの評価で、とても大きな差が生まれてしまうのだということを教えてくれる本です。
皆さんも仕事術の本ばかりではなく、たまにはこんな本も読んでみてはいかがでしょうか。