【プレスリリースを使おう!】メディア露出の可能性は無限大!中小企業こそ取り組みたいプレスリリース(3)
広報の樋口です。プレスリリース活用シリーズ、3回目です!
▼過去記事はこちら
このシリーズは、次の3人の方のために書いています。
?プレスリリースを出したことはあるもののいまいち的を射ていない気がする
?引き継ぎで広報を担当することになったが、自社の情報をどのような観点で発信したらいいのかわからない
?いずれ取り組んでみたいけれど、よくわからずハードルが高いと感じている
当てはまる方はぜひ読み進めてください。
前回は、プレスリリースの形式や、出し方についてお届けしました。
今回は、【プレスリリースを出す目的と役割】についてお伝えします!
プレスリリースを出す大きな目的=取り組みを世の中に知らせること
中小企業がパブリシティ(記事掲載)を実践することの目的は何だと思いますか。
大きな目的は、自社の取り組みをメディアに知らせることにあります。
では、どう伝えたらいいのでしょうか?
リリースを出した結果として、報道担当者や記者に「面白い」「興味深い」「取り上げたい」と感じてもらえれば、パブリシティの可能性の扉が開きます。
つまり、メディア側が「もっと話を聞いてみたい」と思うような取り組みであれば、「取材依頼」への第一歩です。
あくまで取材依頼であって、まだまだニュースになるまでにはいくつもの関門が待ち受けています。
なんとなく惰性で、チラシや広告のような情報を投げ込んだところで、響かないことも多々あります。
マウンドに立っているのに打者がどこにいるかを見ず、目隠しして投球しているようなものです。
続けていれば奇跡的にバッターボックスまでたどり着くこともあるかも知れませんが、再現性がないやり方になってしまいます。
お金が無尽蔵にあれば言うことはありません。しかしながら、限られた原資の中で効果的に世に知らせたいのが、中小企業のほとんどの経営者が思うところではないでしょうか。
かけるべきお金の使いどころを見極め、無料でできることも適切な企画と実行が欠かせないものです!
では、どのような内容であれば「もっと話を聞いてみたい」と思っていただけるのか。
それは、メディアがどんな視点で世の中を見ているか?を探ればヒントが見えてきます。
メディアが知りたい情報を予測する
メディアといっても、「地方紙」「全国紙」「テレビ」「ラジオ」「雑誌」など、伝える情報の分野、ジャンル、規模感はさまざまです。
まず自社の情報を「どのメディアに」もっとも取り上げてもらいたいのかを考えなくてはなりません。
お客様に向けて情報発信するときに、お客様のことを考えずに発信はしないはずです。
プレスリリースを出すときに、メディア側のことを考えて発信しなければ伝わらないというのも、うなずけると思いませんか。
メディアがどんな情報を欲しいと思っているかは、雑誌なら3冊程度(できればシーズナリティを意識して12冊あると◎)、新聞なら1週間程度読み込めばおのずと見えてきます。
新聞なら、何面にどの情報が掲載されているのか?
雑誌なら、何ページにどんなコーナーがあるのか?
をまずはざっと確認してみましょう。
PR TIMESでは、
- 新商品/新サービス発表
- 商品リニューアル/ロゴ変更/機能追加発表
- 売れ行き好調データ開示(100万部突破!など)
- 新店舗/新サイトオープン発表
- キャンペーン開始発表
- 募集開始/当選発表
- CM放映開始/広告展開発表
- イメージキャラクター就任発表
- イベント開催告知(記者発表会/レセプション/一般向けイベントなど)
- イベント開催報告(内容レポート)
- 調査結果レポート
- 受賞発表
- 提携発表
- サービス導入発表
- 会社設立/社名変更/企業ロゴ変更発表
- 決算発表/業績発表
- 人事発表(新社長就任など)
- CSR発表
(出典:PR TIMES)
このようなニュースを受け付けると表記されています。
PR TIMESはすべてのメディアがチェックしているとは言い切れませんが、多くのメディアが参加しています。
メディアに企業の取り組みを知らせる、その目的のために、
どのメディアに、どのように掲載されたいか。忘れがちですが、ぜひ見直してみてくださいね。
自社の取り組みは、「情報の羅列」にとどまってはいませんか?
要チェックです。
次回は、「プレスリリースの切り口例」をお届けします!
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