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【入門編】WEBマーケティング

【ホームページ編③】googleアナリティスクの用語の意味

WEB集客に「まだ取り組んでいない」、「取り組みたいが何をすれば良いかわからない」といった方を対象に、その全体像と各WEB集客施策の始め方についてご紹介する本シリーズ。今回は「ホームページ編」の第3回です。 前回記事「google アナリティクスで分かること」に引き続き、google アナリティクス内に散見されるカタカナ用語についてそれぞれの意味を紹介します。

セッション?ページビュー?良く分からないカタカナ用語

googleアナリティクス内に散見される数多のカタカナ用語。まずは一つ一つの意味と役割を見ていきましょう。本記事では、前回ご紹介した「ユーザー」「集客」「行動」「コンバージョン」の中でも、流入状況を確認する上で最も基本的な「ユーザー」について、カタカナ用語ばかりで良く分からない測定指標をご説明します。 googleアナリティクスの画面を開き、レポート欄から「ユーザー」の「概要」へと進むと、任意の期間におけるユーザーの流入状況と、8種類の測定指標が現れます。これらの指標は大きく、「流入の量」を表す指標と「流入の質」を表す指標に分けられ、それぞれが流入状況に関する重要な情報を示しています。

 

「流入の量」を示す測定指標

①ユーザー

こちらは文字通り、ホームページにやってきた閲覧者の総数を示します。指定した期間内で同じ閲覧者が何度もサイトを訪れても、その数は1としてカウントされます。

②新規ユーザー

新規ユーザーは、ユーザーの中でも過去にホームページを訪れたことがない閲覧者を指します。新たなユーザー層の取り込みが、どれくらい出来ているかを知ることが出来ます。

③セッション

セッションは、ユーザーによるホームページへの訪問数を指します。同一のユーザーが一定期間に二度ホームページを訪れた場合、ユーザー数は1ですが、セッションは2になります。

④ページビュー

ページビューは閲覧されたページ数の総計になります。

 

「流入の質」を示す測定指標

⑤ユーザー

ユーザーひとり当たりのセッション数 ユーザーひとり当たりのセッション数を算出したものです。リピート率のようなものであり、ユーザーの自社への関心を表すものになります。

⑥ページ/セッション

1セッション(訪問)あたりに閲覧されるページ数を算出したものです。例えば、WEB広告によって流入したユーザーが、着地ページ以外の他のページをどれくらい見てくれているのか知ることが出来ます。

⑦平均セッション時間

ホームページにおけるユーザーの平均滞在時間です。ユーザーがどれくらいホームページ内の情報を閲覧しているかを把握する上で重要な指標になります。

⑧直帰率

流入したページから、他のページを閲覧することなく帰ってしまうユーザーの割合を示したものです。他ページへの動線を見直すことで改善ができるかもしれません。

本記事では、ホームページの流入状況を把握する上で基本となる、各種評価指標・用語の意味と役割について解説しました。本シリーズでは、自社のホームページの現状を理解する上で最低限知っておくべき基本的な事柄にフォーカスし、今後もご紹介して参ります。

本シリーズの他の記事
1.【はじめよう!】中小企業のWEB集客入門「ホームページ編」①googleアナリティクス連携
2.【はじめよう!】中小企業のWEB集客入門「ホームページ編」②googleアナリティクスでわかること

 

株式会社グローカルでは、地方の中小企業や、地方への参入を検討している中小企業のWEB集客・販促支援を行っています。詳しくはこちらのページをご覧ください。

矢野口聡
この記事を書いた人
矢野口 聡

長野県出身。東京大学大学院にて工学修士取得後、国内大手メーカーに技術職として入社。 ディスプレイ材料の研究開発に従事し、新製品の立ち上げから製品化に至る一連の製品ライフサイクルに携わる。 地域のモノづくり企業における持続的な発展や、経営課題の解決に取り組みたいという思いから、グローカルへ参画。社内の新規事業立ち上げを中心に、事業戦略から人事組織事業、WEB集客・販促事業におけるコンサルタントを兼務。