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採用戦略

いい人が採用できる求人原稿を書くための秘訣

景気が良くなると売上・利益は向上しますが、
経営者の頭を悩ませる課題のひとつに、
「優秀な従業員の確保」があります。

 

WEB集客コンサルティングの打ち合わせの際にも、
お客様である経営者から

 

「最近従業員が家庭の都合で辞めたため、
代わりの人を採用しなければいけないが、
求人情報を媒体に出しても、
良い人が集まらないので困っている」

 

というように、「いい人が採用できない」というお声を
よくお聞きします。

 

また、正社員、契約社員、アルバイトや
パートなどの直接雇用での人材確保が難しいため、
有期雇用の派遣社員の活用が増え、
人件費が高騰し、利益を圧迫している状況も
あるように思います。

 

どのようにすれば、
通年を通して自社の事業伸長と
運営にコミットしてもらえる、
「いい人」を従業員として採用できるのでしょうか?

 

「いい人」を採用するための5つのステップ

1.企業にとって「いい人」とは
どのような人かを明確にする

 

2.企業にとっての「いい人」は、今のお仕事に対して
どんな課題を抱えているかを明確にする

 

3.企業にとっての「いい人」が持っている課題を、
自社に入社することによって、
どのように解決できるかどうかを明確にする

 

4. 上記3点について、企業にとっての「いい人」に
情報を露出できるように、露出媒体を選ぶ

 

5.上記3点について、企業にとっての「いい人」に
伝わるようにコンテンツ化する

 

企業にとっての「いい人」に伝わるコンテンツには、
自社サイト上での採用情報であったり、
ハローワークでの求人情報、その他求人媒体における
求人原稿などが該当します。

 

良い採用原稿とはテキストのテクニックだけではない

テキストを書くテクニック云々の前に、企業にとっての「いい人」が採用できる求人原稿をはじめとする

コンテンツを創り上げるために必要なことがあります。

 

それは、記載させていただいた、
企業にとっての「いい人」の定義、

ニーズ把握、解決施策としての
自社への入社・入社後の働き方の
提案内容を
事前に整理することです。

いい人が、「自社に入社する理由」を明確にすることが最も大切です。

ハローワークの求人原稿によく見受けられますが、
「社名」を差し替えたら、
同業他社の求人原稿とほぼ変わりのない

求人原稿を自社の採用情報として露出していませんか?

 

社名を変えても成立してしまう
求人原稿からの脱却をすることで、
採用活動がうまく行き始めます。

 

これは、新卒採用、中途採用でも同じことです。
採るべき人物像を明確にすることが、スタートライン。

 

採用にお困りであれば、
ぜひ、自社で取り組まれてはいかがでしょうか?

浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。