意外と知らないビジネスSNSの種類と目的別使い分け!
日本人全体のSNSの利用率は54.7%。20歳~39歳の利用率は70%を大きく超え、40歳~59歳まででも50%以上の利用率を誇るSNSは、最早ビジネスの場でも定番のコミュニケーションツールとなりつつあります。これからSNS活用を検討していきたい、とお考えの経営者の方も多いのではないでしょうか。
一言にSNSと言っても、その種類は多種多様、業種や業態、目的によって、活用すべきサービスは大きく異なります。この記事では、企業でのSNS活用を始めてみたい、という方に向けて、事始めとして代表的なSNSサービスをご紹介いたします。
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SNSの定義
改めてにはなりますが、SNSとは、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(Social Network Service)の略称で、日本語に訳すと「ソーシャル(社会的な)ネットワーキング(繋がり)を提供するサービス」という意味になります。広義には「社会的なつながりを促進するサービス」と言えます。
「登録された利用者同士が交流できるWebサイトの会員制サービス」、「インターネット上でつながりを持つことができるサービス」など定義は様々ですが、共通している一般的な認識は「インターネット上でコミュニケーションがとれるサービス」ではないでしょうか。
SNSの代表的なサービス
SNSには様々な種類があり、拡散型、写真投稿型などと区分されていますが、ここでは一般ユーザー/ビジネスユーザー共に最も利用されている代表的な4つのサービスを紹介します。
・LINE:「幅広い世代が利用するメッセージツール」
月間アクティブユーザー数8400万。幅広い世代が利用し、最早インフラ化しているメッセージツール。
ビジネスでは、LINE@というビジネスアカウントを利用することで、LINEユーザーに対して情報発信を行ったり、コミュニケーションを取ることができます。
詳しくはこちら→【SNS編⑧】「LINE公式アカウント」アカウント作成と運用のポイント〈前編〉
・facebook:「世界の利用者数TOPの実名制SNS」
月間アクティブユーザー2600万。世界の利用者数は23億人以上とSNSサービスのTOPですが、日本では他のサービスに比べてやや年齢層が高めになっています。
基本的に実名制を取っているので、リアルなつながりに反映されることが多く、ビジネスでの活用も盛んです。共有できるコンテンツの種類が他のツールに比べて幅広いことも特徴。
詳しくはこちら→【SNS編②】「Facebook」アカウント作成と運用のポイント〈前編〉
・Instagram:「スマホのカメラアプリと連動。写真投稿型SNS」
月間アクティブユーザー数3300万。他のサービスと大きく異なる点は、写真(ビジュアル)での共有がメインとなることです。利用者は10代~40代が多く、30代以下は女性比率が高くなっています。
ハッシュタグ(#)が検索のキーになっており、最近ではGoogleなどの検索エンジンではなく、Instagramで旅行先を決める若者も増加しています。
詳しくはこちら→【SNS編⑥】「Instagram」アカウント作成と運用のポイント〈前編〉
・X(旧twitter):「リアルタイムでつながる140文字のショートコンテンツ」
月間アクティブユーザー数4500万。20代のユーザーが多く、平均年齢は35歳。
twitterの最大の特徴は、拡散性の高さです。140字と限られたテキスト量ではありますが、ほぼ投稿した時系列順に表示され、リツイート(投稿の引用)されることによって全く関係のない人にまで情報が拡散されます。
詳しくはこちら→【SNS編④】「Twitter」アカウント作成と運用のポイント〈前編〉
※アクティブユーザー:ある一定期間内に1回以上サービス利用があったユーザーを指します。
※ユーザー数参考サイト:WE LOVE SOCIAL(https://blog.comnico.jp/we-love-social/sns-users)
まとめ
今回は、これからSNS運用を始めたい、という方に、SNSの概要についてお伝えいたしました。そんなの当然と思われたかもしれませんが、こうやってまとめてみると意外と知らないこともあったのではないでしょうか。
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(※1)参照元:令和元年版 情報通信白書(https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/pdf/01point.pdf)
(※2)参照元:ICT総研(http://ictr.co.jp/report/20181218.html)