中小企業こそ、現場のリーダーが大事
こんにちは。株式会社グローカル代表取締役の浅野道人です。
今日は現場をお伺いしながら感じている、
「現場」力向上についてのコラムをお届けします。
地方の中小企業の売上向上、組織活性の両軸で
ご支援させて頂いている中で、最近痛感することは、
うまくいっている企業は、
ほぼ例外なく現場のリーダーが機能しているという事実です。
■うまく行っている現場のリーダー(Aタイプ)の主な特徴
・自分の経験を押し付けない。
・経営者が目指す企業の在り方を理解し、
・自分の言葉でメンバーに伝え、現場の意識を高めている。
・全体最適のために、部門間の連携を率先して行っている。
■問題を抱えている現場のリーダー(Bタイプ)の主な特徴
・自分の経験を押し付けている。
・経営者の目指す企業の在り方を重要視せず、
・ できない理由ばかりを探し、批判的な意見を
・ メンバーに伝えている。
・自部門のみの都合で他部門と接するため、
・ 部門間連携がうまくいっていない。
いかがでしょうか?
みなさんが経営する(所属する)企業の現場の
リーダーはどちらのタイプが多くいらっしゃいますか?
Aタイプのリーダーが多い場合は、
今後事業伸長と共に会社はうまく回っていきますが、
Bタイプのリーダーが多い場合には、注意が必要です。
Bタイプのリーダーは、主に現場歴が長く、
プレイヤーとしては十分機能するものの、
マネジメントを学んでいるわけではないケースが多く、
部活の先輩後輩のような関係性で
現場を統治していることが多くみられます。
マネジメントとはどのようなものか?
自身の経験値の中でのみ指導するというものでは
ないことを早期に認識して頂き、
組織が目指すべき状態に事業を伸長させるための、
エンジンとしての役割を担っていただかなくてはなりません。
こういった、Bタイプの現場リーダーの意識改革について
ご相談を頂くことが増えてきましたが、
会社として利益が出ている時にこそ、
着手すべき経営課題のひとつだと言えると思います。
ご自身の会社で今一度、現場のリーダーが
機能しているかどうかをご確認されてはいかがでしょうか?
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