【セミナー登壇】立命館大学就職活動支援 キャリアデザインセミナー
先日、下記のセミナーへ登壇しました。
そのご報告と、所感を綴ります。
開催日:2月11日
立命館大学 就職活動支援キャリアデザインセミナー
~企業人事経験者が教えます~
「就職活動で内定をとる方法」
開催の所感
立命館大学で学園祭実行員をされていらっしゃる大学3回生の皆さんへ、
より良い就職活動を行って頂くため、キャリアデザインについて講演をさせて頂きました。
とかく、就職本を読んで模範解答を覚え、企業サイトから情報を集め造り上げたどこかぎこちない志望動機や、
学生時代に取り組んで来た事実をそのまま伝える自己PRをされる学生が毎年非常に多いのが現状です。
これは、私が楽天で人事として採用に携わり、また人事コンサルタントとして、クライアントの採用に関わってきた際に、1万人以上の方の面接をしてきた中での実感です。
就職活動は、平たく言えば、
「自身にとってその企業で働く必然性」と「企業が自信を採用する必然性」を
企業にプレゼンテーションすることに他なりません。
前者を志望動機と呼び、後者を自己PRと呼びます。
「志望動機(自身にとってその企業で働く必然性)」を企業に伝えるためには、
①自身が将来どのようになりたいと考えているか
②そのために、今の自身と将来の理想の自分の差異はどのようなものか
③その差異を埋めるためには、どのような環境で働くことが必要か
④その環境が志望する企業にあると感じた根拠はどのような点か
と、①~④を明確にし、面接でプレゼンする必要があります。
「自己PR(企業が自信を採用する必然性)」を企業に伝えるためには、
⑤志望する企業が今度どのようになっていこうとしていると捉えているか
⑥そのために、企業の現状とビジョン実現のために目指す企業像との差異はどのようなものか
⑦その差異を埋めるためには、企業はどのような人材を必要としているか
⑧その条件を自身が満たす人材であると思う根拠はどのような点か
と、⑤~⑧を明確にし、面接でプレゼンする必要があります。
このように、「志望動機」と「自己PR」誰に対して何をすべきことかを
理解することが、就職活動におけるプレゼンの準備の最初の一歩と言えます。
しかし残念ながら就職活動に臨む学生のほとんどが、この本質を理解せずに、就職本に書かれていることを表層的に鵜呑みにし、借り物の言葉で面接に臨んでしまいます。
当然、借り物の言葉では人の心を動かすことができませんし、本来の自分を表現することはできません。
逆を言えば、この本質さえ理解して、⑤~⑧までを順序立てて整理して自己分析、企業研究を行えば
自身にあった企業を見つけ、面接でも志望動機・自己PRともに過不足なくプレゼンでき、最良の企業への就職をすることにつながると言えます。
当日は、座学だけでなく、実践的に自己分析のワークを行いましたが、みなさん熱心に取り組んで頂けました。
今後も、大学生や専門学校生、そして高校生向けに人生の節目である「就職」についてご支援をしていきたいと思います。
今回は立命館大学での開催でしたが、セミナーは全国各地で設計可能です。(費用は別途相談)
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