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地域集客

カトエリの地域集客を見直すための10のポイント<その8>

「地域プロモーションの費用を抑えたい」「今やっている取り組みの効果が見えない」

地域集客の現場でお聞きする悩みのネタは尽きません。

そんなお悩みを少しでも解決できればと、地域集客を見直す上での大切なポイントを

10個にまとめました。今回は8つ目のポイントの話です。

※前回のポイントはコチラからどうぞ

https://www.glcl.co.jp/local-pr/post/664

 

地域としてのターゲットを決め、

ターゲットのニーズを喚起するストーリーを創り出した後は、

「狙ったターゲットにアプローチするための方法」を検討します。

 

ターゲットに対するアプローチ方法は様々です。

PRイベントを実施する、チラシを配る、旅行会社に商品を造成してもらう、

テレビやラジオでCMを流す、新聞や雑誌に広告を出稿する、WEB広告を活用するなど…。

 

どのターゲットを狙うかによって最適なアプローチ方法は変わります。

どの方法が適しているかについても、

ターゲットの嗜好性や行動パターンを踏まえて検証していく必要があります。

 

というわけで、アプローチ方法に正解はありませんが、

今までお話してきた「明確なターゲット戦略に基づいた集客施策」においては、

「WEB広告を活用したアプローチ」が有効であることが多いです。

 

というのも、WEB広告は細かく配信先を設定することができるため、

ターゲットをピンポイントに狙いやすいからです。

検索エンジンやSNSなどのWEB広告は

・市町村単位の居住地

・年代・性別・子供の有無

・興味のあるジャンル

・サイトに訪れたことがあるかどうか

など様々な条件を設定し、広告を配信することができます。

 

極端な話、

「A市の20代女性」と「B市の20代女性」に別々の広告を配信するということも、

「A市の30代男性」と「A市の50代男性」に別々の広告を配信するということも、

WEB広告では実現することができるのです。

 

今までの集客プロモーションの主流であったマスメディア広告は、

広くあまねく情報を認知させることを得意とする一方、一回の広告費用も大きくかかるため、

ターゲットを絞った広告を複数出稿するのは難しいというのが現実でした。

 

しかし、WEB広告であれば、ターゲットを絞ることができ、

さらに絞ることで費用が抑えられるため、

ターゲットごとに広告を出し分けていくというやり方が実現しやすいのです。

 

WEBが主流になったからWEB広告を活用するのではなく、

明確なターゲット戦略がある施策については、WEB広告の特性がマッチしている、

ということが言えるかと思います。

 

さらにWEB広告のもう1つのメリットに、

「集客プロモーションの効果検証のしやすさ」があります。

次回は、そのお話です。

加藤英里
この記事を書いた人
マーケティング戦略事業部
加藤 英里

新卒で入社したリクルートにて、地域振興事業の立ち上げから推進まで9年間従事。プロモーション企画立案、ご当地グルメプロデュース、イベント主催などの他、講演やセミナー講師も務める。2014年5月から現職。BtoB・BtoC問わず、病院・結婚式場・メーカー・レジャー施設などのWEB集客コンサルティングに従事。