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経営戦略

団塊ジュニア世代次期経営者とネット集客・販売~次期経営者が「実行」すべきこと~

 

前回は、経営者として社長業を継承する、もしくは専務や常務として
実質的な経営を担うようになった途端に、経営者としての多様な仕事に忙殺されてしまい、
今もっとも力を入れるべきもののひとつである「ネット集客」「ネット販売」について、
データ分析を自ら行ったり、それを施策に展開したりする時間が確保できていないということについて触れました。

 

今回は、具体的にどのようにしたらいいかについて触れていきたいと思います。

 

次期経営者が実行すべきこと、それは、
「今後集客・販売の主要チャネルとなる『ネット集客』『ネット販売』に戦略的に取り組む」ことです。

 

では、戦略的に「ネット集客」「ネット販売」に取り組むとはどういうことか?
それは、以下5つのアクションを行うことです。

 

【具体的アクション】
1.明確な目標設定
※既存の販売チャネルに加え、ネット集客・販売においても明確な目標を設定する。
2.ビックデータの活用
※現状のネット集客・販売状況を詳細に分析し、目標から乖離している部分に関する課題を抽出する。
3.KPIの設定
※集客・販売の向上の指標となるKPI数値を設定する。
4.継続分析
※月次・週次で数値の動きを分析し、PDCAを徹底する。
5.適正投資
※費用対効果を踏まえ、数値に裏付けされた投資を行う。
自社サイト構築・リニューアル、自社サイト集客のための広告投資、自社サイト・ECサイトの価格設定など

 

上記内容など、次期経営者の方であれば、当然頭に入っていることではあります。
しかしながら、優秀なる次期経営者の方であっても、その多くの方が、
自分自身が理想とする状態には具体的アクションを取れていないように思います。

 

では、どうすればいいかについて、次回引き続き触れたいと思います。

浅野 道人
この記事を書いた人
浅野 道人

新卒で入社した総合人材会社インテリジェンスにて法人営業を経験した後に、 経営コンサルティング会社にて大手から中小ベンチャー企業まで規模を問わず 人事領域のコンサルティングに従事。 その後、楽天にて人事・総務職、外資系人材会社にて営業マネージャー・人事職を経験。 現在、代表取締役として、WEB集客コンサルティング事業、組織・人事コンサルティング、キャリア支援事業を担当。