【時代が求めるのは万人受けする情報か?】栃木県道の駅連絡協議会にてWEB集客活用についての講演を実施しました。
こんにちは、代表の浅野です。少し時間が経ってしまいましたが、今日は講演実施についてご報告させていただきます。
9月29日(栃木県宇都宮市)、栃木県道の駅連絡協議会「道の駅管理者等研修会」にて、
駅長・支配人向けにWEB集客の活用について講演をさせて頂きました。
日本でも道の駅が非常に多い地域と言われる栃木県において、
各道の駅から30名程の駅長・支配人が参加され、非常に積極的に取り組んで頂け、
皆様とともに私も良い時間を過ごすことができました。
今回の講演にあたって、道の駅がどのような状況下に置かれているかを調査しました。
そこでわかったことは、
「黒字を大幅に出すと民業圧迫」と言われ、
「赤字を出すと税金の無駄遣い」と言われる
このような状況下で、道の駅の在り方が今問われているということが分かりました。
率直に、「赤字が出せない」×「黒字も出せない」という中での運営は難易度が高いと言えます。
民間企業の集客よりも制約のある中で運営を行っている状況です。
国交省が定める道の駅の機能は、
休憩機能
情報発信
地域連携・交流
の3つです。
休憩機能、地域連携・交流は高速道路のSA/PAのように、ドライバーが休憩をする場所という機能です。
情報発信については、地方における情報発信基地であり、地域で連携をして、
商品売買やイベントなどでその地域を訪れる方との交流を活性化させる機能を言います。
ここ数年で道の駅が非常に増え、多様化が進む中、今後競争が激化していくことは必至です。
新たな顧客層の取り込みは重要になってくることは、容易に想像できます。
現在は売上重視の評価になっている中で、本来の道の駅の機能を遵守しながらも、
競争激化という環境下において各施設、売上・来場者とも伸ばしていかなければならない状況にあります。
こういった状況の中で、ある意味では利用者にとって情報過多になることも考えられ、
地方の情報発信拠点の役割を担っているとはいえ、自分達(道の駅)本位な情報発信を続けていては誰も振り向かくなっていくことが想定されます。
プロモーションにおいて、私たちが繰り返し重要性をお伝えしていることですが、
【相手】を想定しなければ、その【相手】に響く情報を発信することはできないということは、
言うまでもありません。
万人向けの情報はアクションを起こすに至らないため、残念ながら無駄です。
そのために何よりも重要になるのは、「ターゲティング」です。
「誰に来てほしいのか?」「誰にサービスを利用してほしいのか?」を明確にし、
そのターゲット顧客がもつニーズを明確化した上で、自社のサービスがどのように、
ターゲット顧客の持つニーズを満たすものであるかを過不足なく適切に、伝えることが重要になります。
民間企業でいうところの売上・予算の重要性は道の駅においても同様です。
このように「予算をどのように達成するか」という命題の解決において、
「戦略なくして、戦術なし」、つまり、ターゲット顧客の設定なくして、
集客人数、売上は共に上がらないということを具体的な事例を元にお伝えしてまいりました。
繰り返しになりますが、「ターゲティング」はどのような業種・どのような業態・どのようなお金の出どころの組織であっても、必要性の濃淡はあれども必要です。
当社として、これまで以上に多様なお客様のご支援を通して、知見を高め、成功事例を創り、
セミナーや勉強会を通じて、より多くの地方の皆さんに、WEBを有効活用した集客・売上向上に取り組んで頂けるように努めていきたいと思います。
ご参加されました栃木県の道の駅の駅長・支配人の皆さま、ありがとうございました。
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