SNS広告のメリットと特徴
従来、WEB広告と言えばディスプレイ広告、リスティング広告が主流でしたが、最近ではFacebookやInstagramなどSNSを活用した広告が注目を浴びています。インターネット上なら世界中どこへでも配信できる従来の広告と比べると、ユーザー数の限られた(それでも膨大な数ですが)SNS内のみへ配信する広告とではどのような違いや特徴があるのでしょうか。また中小企業においてどのようにSNS広告を活用するべきなのか考えてみたいと思います。
ディスプレイ広告とリスティング広告の特徴
ディスプレイ広告はウェブサイトにある広告枠を利用して広告を表示させます。ユーザーの検索情報や基礎情報をもとに配信を行え、そのウェブサイトへの訪問者に対して適したものを表示させることができます。
リスティング広告は検索連動型広告とも呼ばれ、検索キーワードに合わせて表示されます。「商品名」や「地域 〇〇屋」などユーザーが求めている情報に対して、関連している場合のみ広告を届けることができます。
Facebook広告とInstagram広告の特徴
Facebookではユーザーが基本的に実名で登録し、勤務先や学歴、家族構成、居住地や趣味嗜好など、より正確なデータを登録します。Facebook広告のメリットとしては、その緻密なユーザーデータを利用して広告を届けられる点にあります。
Instagram広告でも、親会社であるFacebookのユーザーデータを用いて細かい広告配信が設定できます。ユーザー属性で言うと若年層に偏っており、男性の50%強、女性の60%強が20代までのユーザーというデータもあります。アパレルブランドやコスメ、カフェなど若い女性をターゲットとした業界に効果がありそうです。
広告の配信方法としてはともに、画像広告、動画広告、カルーセル広告、ストーリー広告と4種類あります。
まとめ
SNS広告はこの他にもtwitter広告やLINE広告などあり、各SNSそれぞれの特徴がありますが、所詮手法にしか過ぎず、従来のWEB広告と同様、ただ、なんとなく皆がやっているから、と流行に乗っるのではなく、やはりターゲティングやニーズの訴求ポイントなど戦略を立て、それぞれのサイトユーザーに商品・サービスをユーザーに届けることを意識するべきだと思います。特に中小企業では、大手企業のようにおおまかなターゲットへ商品名や企業名を推すのではなく、細分化されたターゲットに提案型の広告を配信することでユーザーを確実に捕らえていきましょう。現在行っているSNS広告を含めWEB広告全般を見直して、より効果的な広告運用を実現してみませんか?