ホームページ制作会社に外注するときのチェックポイント【①制作会社に頼む前に…】
「自社のホームページを作りたい」「昔作成したWEBサイトをリニューアルしたい」
そう考えた時、ほとんどの会社はホームページ制作会社に外注することになりますが、これが意外と大変だった、というお声を多くいただきます。
中には、専門用語がわからないので任せっきりにしてしまい、思うようなサイトができなかった…など、失敗したことのある方も少なくないのではないでしょうか。
外注先をどのような基準で選んだらよいのか、いざ会社を決めて発注する時には具体的に何をオーダーしたらよいのか、など、ホームページ制作では発注する側も事前の準備や知っておくべきことがあります。
このページでは、ホームページ制作を外注するときに確認したいポイントについて解説いたします。
ポイント①目的の明確化
ホームページを制作すること自体が目的化しやすいのですが、ホームページはあくまで「手段」。まずは、ホームページの制作/リニューアルによって何を達成したいのかを明確化しましょう。
目的を設定するときのコツは、2つあります。
1つは、目標の明確化です。「問い合わせの数を増やしたい」、「ブランドイメージを向上させたい」といった、ざっくりとした方向性でもよいので、まずは目標を仮置きしてみましょう。
2つ目は、現状分析です。例えば、仮置きした目標設定が「問い合わせの数を増やしたい」だとすると、現在はどのような顧客から問い合わせが何件程度来ているのか、などを定量化して分析します。切り口は企業により様々ですが、一例として、顧客の年代別/チャネル別/地域別などターゲットの特性でセグメントを行うこともよいでしょう。
この2つを行い、仮置きした目標と現状分析との差分から、自社の目標を再設定します。この時、ターゲットの設定や目標の具体化を図るとともに、自社の課題を解決するための手段としてホームページが適正かどうかも、再度検討するとよいでしょう。
ポイント②納期と予算を決める
ホームページ制作に必要とされる期間は、もちろんそのホームページの規模によって異なりますが、30ページ程度で約3か月程度が一般的と言われています。余裕をもって納期を設定することは、社内的には非常に有効ですが、制作会社に依頼する際は「9月1日にオープンしたい」など、具体的な希望を伝えるようにしましょう。逆に急いでいる場合も、「できるだけ早く」ではなく、「5月末日までに」など、具体的な日程を提示するべきです。
予算についても、同様のことが言えます。ホームページ制作の相場は、テンプレートに入れ込むだけのものだと10万円未満から、独自システムの構築が伴うと200~300万円以上と、非常に幅の広い設定になっています。
ホームページは、オーダーメイドのものがほとんどのため、制作会社は貴社が提示した予算や納期に合わせて提案をすることになります。もちろん、現実的にかなわないスケジュールや予算はありますが、基準を提示することで、貴社の希望に近い提案を受けることが可能になるのです。
まとめ
今回は、ホームページ制作を依頼する前に抑えておきたい、最低限のポイントについてお伝えしました。中でも、目標設定はホームページ制作の要。自社で現状分析や目標設定が曖昧になってしまったがために、せっかく投資し制作したホームページで思うような成果が出ない例は、残念ながら少なくないようです。
制作会社はホームページ制作に関してはプロですが、貴社のプロではありません。自社の準備はしっかりと行う必要があります。
地方の中小企業に特化したコンサルティング会社である当社では、現状のホームページでの分析から、事業計画に基づいたホームページのコンセプト作成、貴社の強みを生かすための制作会社の選定などをまとめて請け負います。効果を出すホームページ制作をお考えでしたら、お気軽にご相談ください。
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